大学概要若者向け!非常時に役立つ!オリジナル総合健康管理ツール開発プロジェクト
メモヘルス
病院に行かない若者向けのオリジナル総合健康管理ツールを開発し、名城大学学祭にて、啓発活動を行う。
災害時に対応できるお薬手帳作成に向けて
2019/09/17
■今回の取り組み内容(目的)
災害時に対応できる紙媒体のお薬手帳を作成するために、災害時の医療体制やその際にお薬手帳がどのようにかかわってきたかを調べてきて情報共有した。
■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など
通常、処方薬には医師の処方箋がなければ、薬剤師は薬を調剤し患者さんに対し交付できませんが、災害時には、処方箋がなくても、患者さんがその薬を服用していたことを確認できれば、薬剤師より医薬品の交付をすることができます。
そのような状況下で迅速に対応するためにも、お薬手帳が必要だと思いました。
しかし、普段からお薬手帳を携帯していないこともあり、避難の際に携帯することを忘れたため、実際に服用していた薬がわからないということが多くあったと判明しました。
このような背景のもと、私たちは、日頃からお薬手帳を携帯しやすくする必要があると考えました。そのためには、お薬手帳の大きさを検討していくことが必要で、具体的には、日頃や、避難の際も携帯するであろうと考えられる財布に入る程度の大きさや形にすることを考えました。
今後は、災害医療に詳しい医療従事者とお会いし、さらなる実用的なお薬手帳の開発に向けての議論をしていく予定です。
薬剤師の方からアドバイスをいただきました
2019/09/17
■今回の取り組み内容(目的)
お薬手帳を普及させるためにはどうしたらいいか、薬剤師であり国会議員でもある本田顕子氏からアドバイスをいただいた
■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など
高齢者の方が現在の手帳にはるシールを読めずシールを貼るだけの道具となっていることや、災害時の持出リストにおくすり手帳が入っていないなどその重要性の認知を広めることの大切さを教えてもらいました。また、コンパクト化を独自に行なっている薬局もあるためそれを参考にするといいという意見もいただきました。
現場を見てきたからこその視点ですごくためになり、今後の自分の薬剤師としてどう振舞っていくか考えるよい機会になりました。
今回の意見を参考にしつつ他の薬剤師の方の意見も伺ってより良いおくすり手帳を作れるようにします。
お薬手帳の電子化
2019/12/06
■今回の取り組み内容(目的):
お薬手帳の電子化
■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
自分で作ることにより、既存のアプリがあることのありがたさ、すばらしさを感じることができた。自分がしたいと思っていることも簡単に作ることは出来ず、学習、実践の繰り返しでした。アプリを作る技術が向上したと思う。また、仲間と協力することも難しさも感じた。
今後はより使いやすいアプリにするためにも学業と両立しながらアプリの改良をしていきたいと思います。また、友達などに使ってみてもらって、感想から改善点等を考えていきたい。
お薬手帳の改訂
2019/12/10
■今回の取り組み内容(目的):
お薬手帳をより使いやすくする
■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
自分たちで今までのものを改訂することにより、使う方のことを考えたり、利便性、見やすさなどいろんな点を考えなくてはいけません。考えるためには自分たちも他のものを使ってみて、いいところ、悪いところを考えることでいろんな視点から考える力が身に付いたと思います。また、医療に関わっていく人にとっては当たり前である言葉も他の人からしたら何これというものもあります。言葉を子供でもわかりやすい表現にしたり、どの年代の方でも使えるようにする字のサイズ、内容の改訂案を考えてきましたが、より深くもう一度見直していきたいと思います。
おくすり手帳に関するwebアンケートを実施
2020/03/23
■今回の取り組み内容(目的):
おくすり手帳がどれほど普及しているのかを調べるため、おくすり手帳に関するwebアンケートを作成し、名城大学薬学部の学生を対象に実施した。
■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
アンケート対象者の多くは紙媒体のおくすり手帳を所持していることがわかった。しかし、医療機関に行くことが少なく、普段の生活では使用しないことが多いため、普段から持ち歩いている人はほとんどいない。薬学部の学生の間でさえ、おくすり手帳を常備するという考えが浸透していないことが判明した。また、おくすり手帳に追加するとよい機能を尋ねると、カレンダー機能という意見が多く挙げられた。普段持ち歩くことの多いスマートフォンにおくすり手帳のアプリをインストールすることで、おくすり手帳を普段から持ち歩くことができ、さらにカレンダー機能の搭載によりスケジュール帳を持ち歩かずに済むという医療観点とは違う他の良さがあることを感じた。今後は特に電子媒体のおくすり手帳の開発に力を入れる。
■写真の内容説明
名城大学薬学部の学生を対象に、おくすり手帳の所持、持っているおくすり手帳の形式などを調査した。また、今後のおくすり手帳作成の参考にするため、おくすり手帳を所持していない理由やあるとよい機能、おくすり手帳が役に立った場面などの意見を集めた。
お薬手帳?お薬カードの完成
2020/03/23
■今回の取り組み内容(目的):
おくすり手帳の使用状況を把握するため、150部のおくすり手帳を、確実に追跡できる人へ配布し、来年度以降の取り組みに生かす。
■取り組みでの感想、得られたこと、今後の抱負など:
おくすり手帳を150部配布し、実際に使用してもらい、使用状況の把握を行なった上で来年度以降の取り組みに生かしていこうと考える。
■写真の内容説明
今年度作成した紙媒体のお薬手帳の完成、またカードタイプの災害時のお薬カードの完成
2019年度成果報告
2020/03/23