大学概要岩手県陸前高田市復興プロジェクト Book-aid
Book-aid
?Book-aid の活動理念である「愛知からできること」を活動の基本とし、遠く離れた東北の被災地の支援や現地の
方々との交流を行う。
?以前から行っていた陸前高田市図書館の復興プロジェクトについては図書館の再建、運営が可能となったことから今後は桜ライン311 の方々との交流と名古屋市円頓寺商店街の方々との交流を活動の柱とし、他活動とともに実施していく。
?東日本大震災から約12 年の月日が経過する中で、震災の記憶を継承していくとともに、メンバー自身が現地を実際に訪れることによって復興の現場や震災の被害を学び学内発表や円頓寺商店街での活動を通し、震災の記憶を多くの人と共有する。「震災を遠い地で起きた他人事ではなく自分事として考える」ことによって災害時における防災?減災への意識を醸成していく。
円頓寺商店街で行われたサタデーマーケットに参加
本の販売や陸前高田市の特産品を販売するとともに、地域の方々と交流を行った。
円頓寺商店街への出展を通して地域の方々と交流を行うことができました。円頓寺商店街での活動は以前から続けており、過去に交流のある方や今回初めて会う方々など多くの方との交流を行いました。Book-aidの活動目標である「愛知からできること」の一つとして継続してきた円頓寺商店街での活動は新たなメンバーとなった今年度からも行っていきたいと考えています。また、商店街の人にも被災地について伝えることができたと考えています。
大学内にブックポストを設置し本の回収を行う
円頓寺商店街にて販売する本を確保するために、大学内にブックポストを設置し本の回収を行う。
過去には陸前高田市の図書館復興に向けて収集を行なってきたブックポストを今年も設置しました。現在では図書館の復興が終わったことから直接本を送るのではなく、円頓寺商店街にて特産品とともに販売を行いその収益を現地で活動を行う「NPO法人桜ライン311」に寄付を行っており、現在も復興の一助を担っている。このブックポストは過去に使われているものを再利用するとともに多くの学生の目につくように工夫し今後も本の回収をしていく。
NPO法人「桜ライン311」の方々が主催する植樹会に参加
岩手県陸前高田市を訪問するとともに、現地で復興支援を行なっておられるNPO法人「桜ライン311」の方々が主催する植樹会に参加。現地の復興支援を行うとともに、被災地の現状を知る機会となった。
震災から約10年が経過した被災地の姿を地震の目で見ることにより当団体の思いを新たにした。さらには長年関わりのあるNPO法人桜ライン311の方々が行う桜の植樹会に参加。津波の到達地点に桜を植え津波の教訓を残そうとの思いから始まる当活動に参加することによって、津波の恐ろしさを再確認するとともに緊急時に地震が取るべき行動を学ぶ機会となりました。今後も交流を続けていき被災地復興の一助をになっていきたいです。
NPO法人「桜ライン311」の岡本さんと太田さんの講演を聞きました
今回、私たちBook-aidと深く関係のあるNPO法人「桜ライン311」の方々が起業講座にて講演されるとのことで講座に参加をさせていただきました。岡本さんは桜ライン311の代表を務められており、被災地出身ということもあり地域への思いを伺うとともに現地の復興状況や被災所の思いを語っていただきました。太田さんはBook-aidのOBでもあり現在は桜ライン311の一職員として被災地の復興支援に関わっています。なぜ愛知出身の太田さんが被災地復興に関わるようになり、現地で活動しているのか深くお話をいただきました。お二人のお話を伺うことによって被災地の現状を再確認するとともに、私たちの活動に活かしていきたいと感じました。
陸前高田復興支援における学内販売活動の実施と、Book-aidの周知
メンバー14人で、初めての学内販売活動を行い、学生約20名、職員約7名の方々に足を運んでいただき、累計本16冊と物産品5種類を販売し、合計金額11,840円の売上を記録した。今回学内での活動において、多くの学生にBook-aidというボランティア活動の周知と、社会貢献活動への関わりを伝えられたと感じます。今後も販売活動を通じてBook-aidの活動を伝えていくとともに、防災意識を持ってもらえるような取り組みを行っていきたいと考えています。また、販売POP製作やメッセージカード作りといった、活動の活性化に繋がりつつ、団体として部員同士での交流の場を図れるような環境を整えていきたいと考えております。
陸前高田市に行きました
2023/11/04
植樹完了後の様子
11月4日に陸前高田市に現地調査に行き、NPO法人「桜ライン311」の桜植樹会に参加し、東日本大震災以降続けているボランティア活動を行った。
植樹会では東日本大震災で発生した津波の最高到達地点に桜の木を植えました。また、植樹会の事前準備?事後片付の手伝いをさせていただきました。海が見えないところでも津波が到達する怖さを実感しました。陸前高田市観光協会にて新たな特産品のお話を聞き、物産販品売に取り入れました。これからも、大学内外の活動を通して多くの方に桜ライン311の活動と、防災意識を発信していきたいと考えています。