大学概要有松ミチアカリ~繋がりの灯~(2023年度)

竹あかり

地域の祭りという学業の枠を飛び越えた活動に参加し、様々な経験をすることです。特に自分たちで設計した製作物を1/1 の実寸大で製作するという経験は、講義では学ぶことのできない貴重な機会ですし、地域の特性を踏まえてデザインするのは、設計課題で培った能力の応用になります。また、ワークショップを積極的に行い、地域の人と共に活動を行うことで繋がりの輪を広げるとともに、有松のことを多くの人に知ってもらえるきっかけになります。このようにして、自分たちの学びの場を広げると同時に、地域活性化の糸口になると考えております。

『有松絞り祭り』に絞り体験スタッフのボランティアとして参加

2023/06/04

本番前に町並みの観察や住民の皆さんとの交流を行い、有松に親しむことを目指した。特に新入生は有松に来ること自体初めてで、どんな場所かを体験する良い機会になった。作業を通してメンバー間の交流も深めることもできた。また、今年の竹あかりには有松絞りの柄をモチーフに使う予定なので、絞りの実践は大変勉強になった。これを活かし、より良いデザインを生み出せるよう話し合っていきたい。

絞り体験の染め作業を行っている様子 

スタッフも絞りを体験し、作成した手ぬぐい

竹伐採の講習会を行った

2023/08/12

8月12日に、講師の方をお招きして、竹伐採の講習会を行った。安全な切り方や竹の植生や山に関するお話を伺い、実践した。

これまでも竹を切ってきたが、竹そのものや山に関する知識はほとんど知らなかった。また、間違った切り方をしていることにも気づき、これまでの伐採を見直すきっかけとなった。伐採についても、より深く学ぶことができた。今回の講習で正しい知識を得られたので、参加できなかったメンバーとも情報を共有する予定である。今後の伐採にも得た知識を活かし、より安全で、より適した竹林整備を行っていきたいと考えている。

伐採している様子

参加したメンバーの集合写真

有松で竹あかり本番を開催

2023/10/29

今年も多くの協力のおかげで竹あかりを開催することができた。町の皆様に「今年も綺麗だね」「良いもの見せてくれてありがとう」といった言葉をいただけた。メンバー一同、やりがいを感じられたようだ。また、今年はお茶や軽食を楽しめるお店を竹あかり点灯中に出店していただけた。相乗効果により、更なる賑わいが生まれた。今年の目標の1つである、有松の町とのより深い関係作りが実現できたと感じられた。

今年の本番メンバーと制作物の一部

お茶のお店に提供した竹あかり

大学祭で竹あかりを展示

2023/11/04

数年ぶりに竹あかりを大学祭に出展した。例年は有松でしか見られない竹あかりだが、大学という学生にとってアクセスの良い場所に展示することで、より多くの人に認知されたのではないだろうか。足を止めて写真を撮る姿が多く見られた。また、竹あかりの運搬やLEDによる点灯の具合等を確認することもできた。12月に行われる豊明への出展練習にもなり、今後外部へ出る際にも活かせると考えられる。

設置作業の様子

学校での展示作品

豊明市沓掛城跡で竹あかりと提灯でコラボした作品を展示

2023/12/09

他地域への進出は初めてで、竹運搬や配置など主催者様との連絡の難しさを知った。本番でも、想定より早くライトの電池が切れてしまい、有松で行うより短時間の展示となってしまった。しかしお客様には「きれいだった」「来年も見れたら嬉しい」と言っていただけ、メンバーもとても喜んでいた。出張展示をする際に確認すべきポイントが分かったので、今後に活かしていきたい。

提灯とのコラボ竹あかり

竹あかり単体

竹炭と竹チップの作り方講習を受けました

2024/01/27

外構設備会社の篠田さん指導の下、自分たちで竹炭を作成した。使う道具や注意点を詳しく教えていただき、初めてでも作ることができた。また、竹チップの実演を見せていただいた。穴開け加工した竹あかりだと、地面に蒔くのに程よい大きさに砕けるそうだ。今後、私たちと竹の提供協力体制ができるのではないかと考えている。

竹炭制作の様子

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