大学概要IVRCを通じたVR作品の制作と同分野を学ぶ学生とのコミュニティ形成
バチャ山水
?VR 分野を学ぶ高い技術と意欲を持つ他の学生とコミュニティを形成する。
?名城大学のレベルを学外へアピールする。
?IVRC に参加し総合優勝する。
?新しいVR の表現を人々に届ける。
?技術力と行動力を身につける。
IVRC参加のため企画書を作成
企画書作成にあたり予備実験を行っている写真
IVRC参加申込に際して、「VRによる入れ子構造を用いて、自身の意識が二分される体験を提示する」VRコンテンツ, ”めい迷路ろ”の企画を練りました。過去のIVRC作品を見返し、新規性のあるアイデアを多めに出し、出たアイデア同士を組み合わせることで、過去の作品と差別化でき、受けの良いコンテンツを考えることに重点を置いて活動を行ってきました。また企画の段階でCADのモデリングや、Unityで試作品を作成していたことで具体性をもった企画書にすることができました。この時点では企画書の通過は不明ですが、採択されるよう企画の段階から力を入れているので、コンテンツ作成についてもしっかりと計画を練って取り組んでいこうと考えています。
SEED STATGEに向け、コンテンツを作成
IVRCの企画書では採択となり、予選大会?SEED STAGEへの正式進出が決まりました。ハードウェアに関してはCADソフトのFusion 360で装置の設計しました。一から始めたため、慣れないことも多くありましたが、新しいことに挑戦できたので、スキルアップにつながりました。また資材集めが大変でしたが、その資材でコンテンツをより良いものに作り上げれることにやりがいを感じました。ソフトウェアに関しては、迷路のステージなどをUnityで作成するだけでなく、ハードウェアも用いる必要があったため、ソフトウェアとの互換性を調整するのに大変でした。LEAP STAGEにも進めるようなコンテンツとなるように引き続き試行錯誤しながら取り組んでいこうと考えています。
大学祭にて作品の体験展示を行った
2023/11/04
9月に行われたIVRCの予選大会?SEED STAGEでは見事通過し、審査員賞としてUnity賞を受賞しました。そのため11月に行われる決勝大会?LEAP STAGEに正式進出が決まりました。LEAP STAGEの予行を兼ねて名城大学文化祭にて作品の体験展示を行いました。大学祭2日間でおよそ140人の方に体験していただけました。大学祭を通して、体験の質を向上させるために体験本編と関係のないHMDの取り付けや、事前説明を短くしたり、体験がもっと伝わりやすくなるように、体験中のゲーム内ナビキャラを追加したり、もっと設営時間を短くしたりといった改善点が得られました。LEAP STAGEまであと一週間しかありませんが、最後まで改良していきます。
IVRC2023 LEAP STATGEに出場し総合優勝を獲得
2023/11/19
11月に行われたIVRCの決勝大会?LEAP STAGEでは見事総合優勝を獲得し、審査員賞としてBANDAINAMCO コヤ所長賞を受賞しました。大学祭で得た課題を改善することができ、撤収、搬出時の片づけも早かったです。このような結果が得られたのはチームの団結力があったからだと感じています。入れ子構造という特徴的な世界をVRならではの方法で伝えることができました。他のチームの作品を体験したことで今後へ活かせそうなことをたくさん吸収することができました。また、審査員や体験して頂いた方から参考になりそうな話も伺えたので、今後に活かしていきたいと考えています。
IVRC総合優勝後、ITPの取材をうけた
IVRC総合優勝をうけ、MEIJO MAG掲載の取材を受けました。取材の一環として、チームメンバーでこれまでの活動を振り返ると、感慨深い気持ちになりました。
取材では、これまで自分たちがどんなことをしてきたかであったり、様々なことを経験する中で自分の学びになったこと、意識の変化など、活動を通して得たものを改めて言語化する貴重な機会にもなりました。
XRKaigi(株式会社Mogura VR主催)へ出展した
2023/12/16
12月中旬に開催されたXRKaigi2023に出展しました。これまで出展してきたIVRCとは違い、多数の企業出展がありました。
会場では企業出展ならではの雰囲気を感じることができ、海外の企業のブースも体験することができました。
また、自分たちの展示の”めい迷路ろ”も様々な人に体験していただくことができ、VRに携わる方や、IVRCでの様子をSNSでみて来ていただいた方とのコミュニケーションもとることができました。
3度目の出展となりましたが、今回も新鮮な体験ができ、とても学びのある活動でした。