MEIJYO_UNIVERSITY2026
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春日井(鷹来)キャンパス農学部附属農場農学を学ぶには、講義や実験に加えて実践的な生物生産技術の理解が欠かせません。農学部附属農場は、通学至便な都市型農場でありながら、全国でも有数の規模と育成飼育品種数を誇り、農学部3学科の実習科目を開講しています。また3年次以降はフィールド生産科学研究室が3学科の学生を受け入れて、高度な研究活動を支援します。農学部フィールド生産科学研究室は、農学部3学科から独立した農場所属の研究室であり、3学科すべての3?4年生と大学院生を受け入れています。下記4分野を専攻する教員が各自の専門研究を進めるとともに、研究棟内を仕切る壁を排除して各分野の連携を促進しています。他学科出身の学生や多分野を研究する教員との交流を通して多様な考え方に接し、視野を広げることができます。農学部3学科の教育と研究を支える実践フィールド3学科の実習教育に対応農学部各学科の「農場実習」や応用生物化学科の「食品加工実習」を附属農場で開講します。講義で学んだ理論と生産?加工の技術を結びつけて学び、総合的理解を深めます。6分野を網羅する農場作物?果樹?そ菜?花き?造園?畜産の6分野を網羅し、専任教員と技術職員を配置しています。総合大学が所有する農場としては他に類を見ないほど幅広い研究を推進しています。地域の人々と交流する農場春日井市連携講座の開講、農場体験イベントや農場講演会など公開行事の開催、近隣の学校行事への協力、収穫した農産物の場内販売などを通じ、地域交流を図っています。果樹学ブドウ?カンキツ?キウイフルーツなどが研究対象です。「ワイン用ブドウを中心とした果実の着色制御」「植物成長調節物質による果樹の成長制御」などを研究しています。そ菜園芸学研究対象はトマト?キュウリ?パプリカ?タマネギ?サトイモなどの野菜です。「単子葉類の接ぎ木に関する研究」「植物間相互作用とその評価」などの研究を行っています。花き園芸学アサガオやペチュニアをはじめとする花き園芸植物が研究対象です。「花き品質の発現機構」「高品質な花きの効率的な生産方法」などを研究しています。畜産学反芻家畜?家禽を主な対象に飼育管理や畜産物について研究しています。「未利用飼料資源を用いたヤギの乳生産や家禽の卵生産に関する研究」などに取り組んでいます。4つの教育研究分野農学部フィールド生産科学研究室特色.1特色.2特色.33学科の学部生と大学院生を受け入れる“壁のない研究室”125

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