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交換留学交換留学「英語が不得意で苦手」から「留学をしてみたい」への変化国際化推進センターを知って北欧への留学が現実的に他の人と一緒ではなく自分自身で動くことが重要017→ P.18外国語学部 国際英語学科 3年愛知県/豊丘高等学校 出身実は中学生の時は英語が不得意で、むしろ苦手意識がありました。それを変えることができたのは、高校で出会った英語の先生のおかげです。すごく厳しい雰囲気の先生でしたが、課題を提出した時の褒め方が上手く、やる気が出て英語の勉強が好きになりました。それに合わせて、自然に国際関係にも興味が湧くようになっていました。自分で様々な国の事を調べていくうちに、北欧の国々は「人々の幸福度が高い」と言われていることを知り、「もっと詳しく知りたいな」と思ったことが留学を希望するようになったきっかけです。いろいろな大学の留学先を調べると、名城大学は交換留学で北欧へ行けることを知って入学を決めました。入学した当初は交換留学の情報が少なくて困っていましたが、友人の勧めで国際化推進センターを訪れたことが転機になりました。職員の方から交換留学の詳しい内容を教えて頂き、留学先をノルウェーに決定。2年生の8月から4か月間滞在しました。ノルウェーに行ってまず驚いたのは自分が興味を持っていた「幸福度」について日本とは違いがあることです。日本では「成功」や「昇進」が幸福の目安だという考えが強いと思いますが、ノルウェーでは「自然と共に暮らす」「日常を当たり前にすごせる」ことが幸せとしてとらえられていて、大きなカルチャーショックを受けました。留学生活では「積極的に自分から動くことの重要さ」も学びました。最初は、同じ名城大の先輩と一緒に行動していたのですが、そこで得た交流や体験は結局先輩の経験になるだけで、私自身の経験にはなりません。そのため、途中からはSNSなどで自分が見つけたコミュニティなどに加わるようになりました。「キノコ狩りのお誘い」に参加するとか(笑)。そうすることで、人との交流やいろんな体験がしっかりと「自分の経験」になることを感じることができました。留学する前は自分から動くことの少なかった私が、興味を持ったことには「とりあえず動いてみよう」と思うようになったのは大きな変化だと思います。この経験を活かして、これからはいろいろな出来事に対して積極的にチャレンジをしていきたいと思っています。西田 七海ノルウェーでの留学経験が「自分から動く私」に変えてくれた

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