2019/01/11
経営学部 国際経営学科 3年 スプラプト?エリンさん
インドネシアのジャワ島に生まれ、子どもの頃から日本に憧れを抱いていたエリンさん。私費での留学を決意し、日本では学業のほか、国際交流活動も積極的に続けています。アコースティックギターがとても上手で、音楽や美術が大好き。さらに日本料理も得意で、タコやフグもさばける（！）という彼。アクティブな彼の原動力と、その素顔に迫ります。
A
インドネシアの中部、ジャワ島の出身です。2014年に来日しました。インドネシア語（ジャワ語）、英語、日本語、アラビア語の4ヶ国語を話すことができますが、日本語はその中でも一番難しいです。日本語はとても奥深く、でもとても美しくて、勉強するのが楽しいです。日本語能力試験のN1（一級）に合格し、現在は翻訳や通訳の仕事もしています。
A
元々は母国にある日本企業に働いていたのがきっかけで日本を知るようになりました。NHK連続テレビ小説で放送されていた『おしん』は海外でとても人気があり、僕も子どもの頃に観て「こんな美しい国があるんだ、いつか行ってみたい」とずっと憧れていました。21歳のとき、バックパッカーで日本に滞在した際に、東京や大阪、名古屋など主要都市を巡りましたが、その中でも名古屋は人が多すぎず、街がコンパクトで住みやすい印象があったので、名古屋での留学を検討しました。
A
「在日本インドネシア留学生協力会」の名古屋支部に在籍しています。毎年行っている「インドネシアフェスティバル」をはじめ、国際交流イベントやセミナーなどの企画?運営をしています。昨年からは、インドネシアフェスティバルのバイリンガルMCも担当しています！
また、南山大学のアジア学科の学生と一緒に「PERMINA」というサークルを創立しました。PERMINAとは「名古屋日本インドネシア学生協会（PERhimpunan Mahasiswa Indonesia Nihon nagoyA）」の略称で、インドネシア人留学生と日本人学生で楽しく交流して、お互いの文化をより知ろう！という趣旨のサークルです。
A
指導員教授の研究補助員として、授業がないときに教授のお手伝いをさせていただいています。
また、名城大学のスチューデントアシスタント（SA）制度にも、積極的に参加しています。僕はサポーターとして、大学に在籍する外国人留学生の学業や学生生活などの支援、さらに他の留学生との交流会の開催や、学祭への参加などで関わっています。
A
確かにそうなんですが、僕のように同じ境遇の人がサポート側にいる方が、留学生の人たちも安心していろいろな話をしてくださるので、僕みたいな立ち位置も必要かなと。一年生のときからずっと参加しています。SAの活動を通して、日本人の友達も、留学生の友達もたくさん増えましたし、いろいろな人と交流ができるので、とても楽しいです。
A
昔から「人と交流する」ことがとても好きでした。性別や年齢、国籍に関係なく、たくさんの人と交流すると、視野が広がります。名城以外にも、様々な活動を通して、他大学の学生や社会人の方と話し、意見交換をするだけでもとても楽しいです。あとは、日本とインドネシアの交流をもっと深めていきたいという想いも強いです。
A
2020年3月に卒業予定ですが、卒業したらまずは日本企業に就職し、国際的な分野で力を発揮したいです。
今、インドネシアの社会はすごいスピードで変化していて、やがて家を持たず、定住せずに仕事をするスタイルがこれからどんどん主流になっていくと思います。世界の速い動きの中で、日本企業の良いところを吸収して、いずれは母国で不動産運用をするのが夢です。
A
名城大学は留学生にとても優しいですし、支援やサポート制度もとても手厚いので安心です。大学には個性的な人がいて、素敵な人々とたくさん出会うことができました。名古屋の他大学にも友人?知人もいるので、よくそれぞれの大学の話を聞くのですが、名城はその中でも施設も整っていて、手厚い支援もあって、とても学生想いな大学だと感じています。僕はほぼ毎日、グローバルプラザへ通っています。名城大学で僕が一番好きな場所です。英語に気軽に触れることができる施設が整っている、とてもグローバルな大学だと思うので、日本人学生にももっと活用してほしいですね。
インドネシア?ジャワ島出身、日本語?英語?インドネシア語（ジャワ語）?アラビア語の四ヶ国語を話す。在日本インドネシア留学生協力会 名古屋支部、名古屋日本インドネシア学生協会（PERMINA）に在籍。愛知?日間賀島の海鮮居酒屋でアルバイトをして日本料理を学び、タコやフグをさばくことができる。趣味は音楽鑑賞やアコースティックギター演奏。
エリンさんのギター演奏動画はこちら
COPYRIGHT ? MEIJO UNIVERSITY, ALL RIGHTS RESERVED.
