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Keys to a fulfilling life: Lessons from my stay in Norway

やり残したと思うことがない学生生活にしたいと、4年生の後期に交換留学を果たした鈴木恵太さん。北欧の自然豊かな暮らしや環境先進国の取り組みに興味があり、ノルウェー?オスロ大学を選択。現地での暮らしを体感し、自分に足りなかったものに気付いたと話してくれました。

大学のプログラムを活用し、語学習得や国際交流がしたい

大学進学の際、将来を考えて理系学部に入りましたが、海外への興味が強く、外国語学部に惹かれる気持ちもありました。入学してから、名城大学の海外留学?研修プログラムは外国語学部のみが対象ではなく、全学部に門戸が開かれていると知りました。それなら、正課で学部学科の授業を受け、海外留学プログラムで語学習得や国際交流をすれば、やりたいことが同時に叶うと思い、プログラムに積極的に参加しようと決めました。

最初は2年生の春休みに、海外語学研修でカナダへ。現地の語学学校に1ヶ月ほど通いました。それまで英語の勉強はインプット中心だったので、カナダに行ってこれまで学んできた英語で生活したり学んだりアウトプットするのが楽しくて、新鮮な気持ちになりました。3年生の春休みには、海外インターンシッププログラムでフィリピン?セブ島へ。現地のホテルで就労体験できるプログラムで、より実践的に英語を使うことができました。



4年生になり就職活動に励んでいましたが、自己分析をしたときに、「卒業して就職する前に、まだやり残したことがある」という思いに気付きました。2年生、3年生で参加したプログラムは春休み期間中の短期滞在だったので、学生のうちにもっと長く海外に滞在し、海外の大学生の暮らしぶりや学びを体感し、現地の人と交流する経験をしたかったのです。このまま卒業したら後悔すると思い、急いでIELTS対策をしてスコアをクリアし、約5ヶ月間の交換留学に行けることになりました。

自然と共にあるウェルビーイングなノルウェーの暮らし

交換留学先の候補はたくさんありましたが、ほぼ直感で選んだのはノルウェーのオスロ大学。国民の幸福度が高いという北欧の暮らしに興味があり、また環境先進国と言われる国へ行くことで、日本とは異なる価値観を得られるのではないかという期待もありました。

現地では寮生活。オスロ大学は世界各国から留学生を積極的に受け入れていて、周辺には教育機関と連携するアパートのような寮がいくつかあります。住居だけでなく、スーパーやジム、ランドリーなど生活に必要な設備が敷地内に揃っているので、生活に困ることはありませんでした。ただ、ノルウェーの物価はとても高く、寮費や食費がかさむので、名城大学からの奨学金にとても助けられました。

寮のすぐ近くにきれいな湖があり、学校帰りや仕事帰りに湖畔でくつろいでいる人や、休みの日は散歩やピクニックをしている人をたくさん見かけました。僕も夏は湖に飛び込んで遊んだり、湖畔でバーベキューや焚き火をしたり。壮大な景観が広がるフィヨルドも印象的だったし、オーロラが寮から見えることにも感動しました。日本では見られないような景色ばかりで、ノルウェーの豊かな自然を身近に感じてストレスフリーに過ごすことができました。

負荷の高い授業に加えて、ゼミや卒論も。やりきった充足感

オスロ大学では3つの授業を選択しました。まず一つはノルウェー語の授業。ノルウェー語は日本語にはない音があったり、英語と似ているようで違ったりと難しかったです。ヨーロッパから来た留学生は習得が比較的早く、授業についていくのが大変でした。もう一つは、ノルウェーの歴史や政治を学ぶ授業。英語で受講できました。ノルウェーでは石油産業の利益を国民に還元する仕組みがあること、福祉や育児支援策等が充実していることなどを学び、幸福度が高いと言われる所以を知りました。

一番大変だったのは、環境人類学の授業。授業では論文を題材にディスカッションするのですが、事前に論文を何本も読む必要があり、数百ページに及ぶので準備だけでも大変です。ディスカッションでは議題に対して意見を求められ、自分はどう考えるのか、なぜそう考えるのかと、思考を深める必要があります。大変でしたが、自分の意見をもつことに意識的にならないといけないと気付かされました。

4年生後期に留学したため、ノルウェーにいながら名城大学のゼミに参加したり、卒業論文を進めたりする必要があったことも苦労した点です。ゼミはオンラインで参加させてもらいましたが、時差があり早朝から始まるのが大変でした。それでも、休学や留年をすることなく、交換留学に行きながら4年間で卒業するために頑張りました。

主体的に考え、自分の思い描く道を進んでいきたい

交換留学の期間は、授業や生活している中で、自分の意見を求められる機会が多かったと感じています。「私はこう思うけど、あなたはどう?」と聞かれたときに、自分の意見が出てこないということが度々ありました。それは、普段から物事に対して意識的に考えるということをしてこなかったからだと思います。

振り返ると、進学や進路といった岐路に立ったときも、目の前にある無難な選択をすることが多く、自分で考え抜いて進んできたという実感はあまりありません。それでも道を踏み外すことなく生きていけると思いますが、面白い人生にはならない。周りの意見に流されず、自分と向き合うとで人生は豊かになる。交換留学にチャレンジしたことで自分に足りなかったものに気づき、変わるチャンスを得ることができました。

この春で大学を卒業しますが、4年間で得たものを社会人になって生かしていきたいです。いつか海外で働いたり、暮らしたりしたいという夢もあります。まだ将来は未知数ですが、主体的に考えて行動し、価値のある生き方をしていきたいです。

  • 寮の近くの湖。夏は湖面がきれいですが、12月になると雪が積もって、氷が張ります

  • 氷河の侵食でできるフィヨルドがノルウェーにはたくさんあります。断崖絶壁の圧巻の景観

  • ノルウェーの首都?オスロのまち並み。比較的治安がよく、人も親切で生活しやすかったです

  • 晴れた日によく見えたオーロラ。肉眼で分からなくても、写真に撮るとくっきりと見えることがあります

  • レストランで食べた鹿肉ステーキ。美味しかったけど、6000円ほどして高かった……

  • 節約のため、自炊。共有で使えるキッチンがあり、寮にスーパーもあるので助かりました

MESSAGE

日本とは生活も価値観も異なる国へ行き、新しいことを経験するのはとても価値のあることでした。僕の場合は、4年生後期で交換留学に行くことになり、就職活動と留学準備、卒論などが重なって大変でしたが、留年することなく卒業できることに充足感があります。理系学生であっても、4年生後期であっても、行きたいという気持ちがあれば留学は実現できます!

留学DATA

プログラム 交換留学
派遣期間 2024年8月5日?2024年12月25日
派遣先 オスロ大学(ノルウェー?オスロ)