トップページ/足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐 ユーグレナの研究課長が農学部生物環境科学科公開講座で講演
1年生と附属高校3年生が刺激を受ける
進行役を務めた植物機能科学研究室の教員、学生と記念撮影
講演する中島綾香さん
農学部生物環境科学科公開講座「生物?人?自然の調和を考える」が11月21日、天白キャンパス共通講義棟南で開かれ、株式会社ユーグレナ(本社?東京都港区)研究開発部機能性研究課の中島綾香課長が講演しました。同学科の1年生と附属高校3年生、教員ら約150人が聞き入りました。
中島さんの演題は「ミドリムシで世界を救う! ~ミドリムシ研究の現状と将来の可能性について~」。同社は藻の一種のユーグレナ(和名:ミドリムシ)を使ったヘルスケア商品や化粧品などの開発、販売で近年脚光を浴びています。ミドリムシは植物と動物、両方の性質を持ち、野菜に含まれるビタミンやミネラルに加え、魚に含まれる不飽和脂肪酸など59種類の栄養素を持っているといいます。中島さんは、このミドリムシからバランスのよい栄養素をとることができ、健康な体づくりに役立つという思いを伝えました。
さらに、学生らに向けて「好奇心の赴くままにいろいろな経験をしてください」と呼びかけました。
中島さんに先立って、食用サボテンのピタパンサンド「エスニックサボーレ」の開発と普及に努める近藤歩同学科准教授が「サボテンのたくましさの秘密を探る」と題して、サボテンの低温順化に関する研究成果を発表しました。
同公開講座は、例年は一般公開していますが、今年はコロナ禍のため、入場者を限定して開催しました。
ミドリムシの効能を伝える
- サボテンの低温順化の研究成果を発表する近藤歩准教授
- ミドリムシに関する講演に聞き入る学生たち
- 学科長あいさつをする新妻靖章教授
- 閉会あいさつをする礒井俊行教授