新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大により、名城大学でも多くの陽性者が出てきています。多くの場合は、学外での会食を伴う会や密な環境での大人数での接触によります。
　東京都では、家庭内での感染も多いとの報告もあり、風邪のような症状があった場合など体調の変化があった場合は、出来る限り家族や親しい友人との接触も避けるなど、人との接触を減らし休養することが有効と考えられます。一方、会話が少ない状況では、不織布性のマスク着用など基本的かつ適切な感染対策をとっていると、陽性者の近くに滞在しても、ある程度の感染リスク回避ができている事例も出ています。
　オミクロン株の感染力は報道されている通り、大変強いものと考えられ、無症状で自覚がないまま感染を広げている可能性が大きいです。また、感染しても軽症者が多いという報道がありますが、感染者が増えれば医療逼迫や重症者の増加にもつながり、対策の強化をせざるを得なくなりますので、これまで通り、しっかりと感染対策をとって、引き続き、皆さん一人ひとりの大学生活を守る努力をお願いします。

学長　小原章裕