在学生?教職員/足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐 司法試験合格の佐々木尚さんが小原学長に報告
15年間、本学で勉強を続けて合格を果たす
本学大学院法務研究科(法科大学院)を修了した佐々木尚(なお)さんが2022年の司法試験に合格し、天白キャンパス本部棟で10月3日、小原章裕学長に合格を報告しました。15年間、本学で勉強を続けて最後の受験資格(修了後5年で5回)で合格を果たした佐々木さんは「勉強する機会と環境を名城大学が与えてくれたことが(挑戦の)モチベーションになりました」と感謝の思いを小原学長に伝えました。
現在60歳の佐々木さんは、長年の就業経験から「福利厚生が不十分だったり、職場環境が悪かったりして苦労した。知らないと損をする法律を学んで、同じような立場の人たちの力になれば」と弁護士を志したそうです。住みやすい名古屋市にあり、設備が整い、サポート体制も整っている本学の法務研究科で学ぶことを選択し、2007年4月に法務研究科(未修)に入学。2016年4月には再入学(既修入学)し、修了後も研修生として難関にチャレンジしてきました。
佐々木さんは「朝7時から2時間、天白キャンパスで清掃のアルバイトをして、それから自習室に行き、365日ずっと勉強していました。15年間、いちばん自習室に多くいたのでは」と振り返りました。「いちばんつらかったことは?」と小原学長から問われると、「精神的にも体力的にも経済的にもつらかったですが、先生方や職員の皆さん、先輩や勉強仲間に支えていただき、大きな財産になりました」と答えていました。
弁護士としての実務経験を積んだ後には、弁護士過疎の地域で「町の弁護士」も目指したいという佐々木さんに、小原学長は「ぜひこれまでの経験談を学生たちに聞かせてほしい」と語りかけていました。
法務研究科は廃止されましたが、2004年度の開設以来、80人の合格者を出したことになります。
旧法務研究科長の日比野泰久法学部教授と伊川正樹法学部長が同席しました。