本学社会連携センターは1１月9日、天白キャンパスの起業活動拠点?ものづくりスペース「M-STUDIO」で、新たな「ものづくり」「事業づくり」「プログラム開発」にチャレンジする大学生の動機形成を目的に、その実践者から学ぶトークイベント「START」の第７回目を開催。名城生をはじめ、社会人、近隣の高校生など、会場とオンラインで計17人が参加しました。

第７回目は、ナゴヤイノベーターズガレージ　事務局長 　田中 裕章 さんが登壇しました。
田中さんは、株式会社デンソーの技術責任者を歴任し、デンソーインターナショナルアメリカ Senior Vice Presidentを経て、2020年から名古屋大学イノベーション戦略室特任教授に就任。デンソーインターナショナルアメリカ在籍中にシリコンバレーでスタートアップの設立に尽力され、2022年からナゴヤイノベーターズガレージの事務局長に就任。中部圏のスタートアップエコシステム形成施策や東海圏の大学群が参画するTongaliプロジェクトに携わるとともに、スタートアップ人材育成プログラムを企画?主導しています。
田中さんは、これまでの日本だけでなくシリコンバレーでの経験を踏まえ
「課題を持つこと、課題形成が非常に重要。自分の根っこは何なのかをしっかり説明できる人間になることが大事。」
「なぜシリコンバレーはスタートアップが立ち上がるのか？シリコンバレーは起業すると尊敬される、起業して失敗しても雇用されるという循環がある。ただ、起業しても挑戦しない見逃し三振をしている人は全く評価されない。」
「いかに自分の技術力を高めるか？学生のうち、社会人になってからも論文をたくさん読んで欲しい。専門的な知識を複数身につけることでいろいろな人と話しができるようになって人脈も広がりチャンスが増える。」
「スタートアップはお金儲けという考え方ではなく、自分の夢、想いから始めること。そうなると、誰から何を言われても、信念が揺らぐことなく、成功につながる。」
など、チャレンジする一歩を後押ししました。

この「START」、今後の開催予定は以下の通りです。
ぜひ、ご参加ください。

?第８回　11月30日(水) 　17：30～19：00（天白キャンパス M-STUDIO）
　ゲスト　株式会社コラボスタイル　代表取締役　松本　洋介　氏
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