在学生?教職員/足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐 薬学部生が「一般体操指導員」の資格取得を目指して講習会を受講
地域保健の担い手となる「健康サポート薬局」の薬剤師に必要な指導技能を学ぶ
本学の薬学部生らを対象にした「公益財団法人日本体操協会公認一般体操指導員養成講習会」が3月6、7日の2日間、八事キャンパスの体育館などで開催されました。薬学部生や教員ら約50人が受講し、座学と実技で資格の取得を目指しながら健康づくりの指導技能のノウハウなどの習得に努めました。
現在、日本薬剤師会と厚生労働省は、地域住民の健康づくりを担う機能を備えた「健康サポート薬局」を全国で1万5千カ所設置することを目標にしています。講習会は、その「健康サポート薬局」の薬剤師として必要な健康運動の指導技能を習得してもらうために毎年開講しており、薬学部の1、2年で「健康?スポーツ科学理論」「健康スポーツ科学Ⅰ?Ⅱ」を学んだ3年生のうちの希望者を対象にしています。
「まずは体を動かすことに親しんでもらえれば」と日本体育大学の伊藤由美子准教授
- ロープを使った運動を指導する日本体育大学の荒木達雄名誉教授
- 受講生にアドバイスする日本体育大学の伊藤由美子准教授
6日午前中の座学では、日本体育大学の荒木達雄名誉教授が体操の歴史や体づくりの基礎理論など、7日は薬学部の梅田孝教授(健康?スポーツ科学)が健康づくりに必要な運動の種類、リスク管理といった健康サポートのマネジメントなどを講義し、受講生たちは真剣に聞き入っていました。両日午後の実技では、荒木名誉教授と日本体育大学の伊藤由美子准教授が薬局での処方の待ち時間などにできる手軽な体操から本格的な健康づくり体操を指導しました。
柔らかいボールやロープなどの器具を使った実技では、学生たちは、「道具を使うことで夢中になり、体を動かすことが楽しくなります」などとアドバイスする伊藤准教授と一緒に体を動かしながら、さまざまな体操や体の動かし方や指導方法などを学びました。伊藤准教授は「指導のための引き出しを増やすため、いろいろな運動を紹介しますが、まずは学生自身が体を動かすことに親しんでもらえれば」と期待していました。
参加した近藤彩巴さん(薬学部3年)は「地域のお年寄りの健康をサポートするという薬局が増えているので、体操指導の知識や資格を持っていれば薬剤師として就職する際に選択肢が広がると思い、講習会を受講しました」と話していました。最終日には試験があり、合格すると、「一般体操指導員」の認定を得ることができます。梅田教授によると、今回の受講者を含めすでに本学の学生や卒業生約450人が資格を得ています。
- 「健康サポート薬局」の役割などを解説する梅田教授
- 座学で健康づくりに必要な知識などを学ぶ受講生
- ボールを使った健康運動
- ロープを使った健康運動