トップページ/受賞 理工学研究科社会環境デザイン工学専攻の神下竜三さんが第23回舗装技術に関する懸賞論文で佳作を受賞

受賞者

神下竜三さん(理工学研究科 社会環境デザイン工学専攻2年※,道正泰弘教授研究室)※鹿島道路㈱からの社会人大学院生

受賞名

第23回 舗装技術に関する懸賞論文 研究開発部門

授与団体?学会名

(一社)日本道路建設業協会

受賞日

2023年5月24日

受賞テーマ

構築材料を全て建設副産物とした環境負荷低減に寄与する安定処理路盤の開発

 本研究※は、環境負荷低減に寄与する舗装技術として、全ての材料が建設副産物で構築される路盤材料の開発を行ったものです。室内検討と試験的に行った現場施工の結果、目標とする路盤材料の要求性能を満足することを確認し、構築するすべての材料を建設副産物とする安定処理路盤材料を開発することができました。さらに、開発した100%リサイクル安定処理路盤は、一般的なセメント安定処理路盤に対して、CO2排出量を約70%削減できることが確認でき、環境負荷低減効果が大きいことがわかりました。

 これらの結果から、全ての材料が建設副産物で構築される路盤材料は、環境負荷低減に資する広範かつ効果的利用が期待でき、学術的に価値のある成果をあげています。 本成果が舗装技術の向上に寄与することが認められ、当該賞の主旨に合致すると判断され、受賞に至りました。

※研究の詳細は下記URLを参照して下さい。

/news/detail_28545.html

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