トップページ/足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐 足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐の米田勝朗監督が薬学部の講義「健康?スポーツ科学理論」に登壇
1995年の創部時からの足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐の指導方針や強化方法などを振り返る

本学足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐監督で法学部の米田勝朗教授が5月16日、八事キャンパスで薬学部の梅田孝教授が担当する1年次開講科目「健康?スポーツ科学理論」のゲスト講師として登壇し、3、4限の2コマ合わせて266人の学生を前に、「大学女子駅伝日本一への挑戦」と題して、1995年の創部以来の指導方針や強化方法の変遷、指導者としての思いなどを振り返りながら、入学間もない学生たちに貴重なアドバイスを送りました。
自主性重視の指導に転換 6年連続大学女子駅伝2冠につなげる
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メディカルチェックの様子を紹介
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米田監督とのつながりを紹介する梅田教授
米田監督は初めに、部員わずか2人からの「ゼロからのスタート」だった創部時に15年計画として「5年以内に全日本大学女子駅伝対校選手権大会に出場し、次の5年でシード権を獲得し、その次の5年以内に優勝」との目標を立て、「達成できなければ辞める覚悟で取り組んだ」と明かしました。また、当初は「1日に何度も体重を測定し、必要以上に食べさせないなど、徹底的に選手を管理した」と振り返りました。
しかし、2005年に初優勝したものの、部を辞める部員やけがをする部員、卒業後は記録が伸び悩む選手が少なくなかった状況に直面。「日の丸をつけて世界と戦える選手を育てていかなければ」との思いもあり、2007年以降は「体重管理は選手自らが行う」「しっかり食べてしっかり走る」「女性アスリートとしての尊厳を大切にする」ことを柱とする「自主性重視型」の指導方針に転換したことを紹介しました。
さらに、現在は梅田教授が中心となって定期的に血液検査や骨密度測定などのメディカルチェックを行う「医科学サポート」、管理栄養士を目指す名古屋学芸大学の学生による寮や合宿、大会での食事の提供といった「栄養サポート」など、足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐を支える「チーム名城」を構築したことが、12年ぶり2回目となる2017年の全日本優勝、そしてその後に続く大学女子駅伝6年連続2冠につながったことなどを解説しました。
「壁にぶつかった時こそ、自分の力が試される」と米田監督
2024年度は卒業生の山本有真選手(2023年人間学部卒)が駅伝部史上初めてのオリンピアンとしてパリ五輪に出場した一方で、全日本4位、富士山女子駅伝は8位に終わり、連覇が途切れたことについて、米田監督は「やっているつもりでいたが、チームの中で厳しさやこだわりが少しずつ失われていった」と分析。「現実を受け止め、今年1年で必ず奪還して、開学100周年を迎える2026年も優勝したい」と力を込めました。
講義の冒頭で「これから皆さんが学生生活を頑張っていく中で少しでもプラスになることを紹介できれば」と語った米田監督。最後に、自らのこれまでの指導などから得た教訓として、「何かを始めるときには、しっかりとした計画を立てる」「壁にぶつかった時こそ、自分の力が試される」「勝負はどれだけの準備ができたかで決まる」「人との出会いを大切にする」「いつも笑顔を忘れない」といったメッセージを学生たちに送りました。
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パリ五輪での山本有真選手との写真も紹介
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米田監督から学生へのメッセージ