カンボジア海外研修:4日目!
2024.02.10
カンボジア海外研修4日目は、まずストリートチルドレンの支援を行う団体のFriends Internationalからお話をお聞きしました。その後、プノンペンからシェムリアップに移動しました。シェムリアップではアキラ地雷博物館を訪問し、館長のアキ?ラーさんからお話を伺いました。
Friends International
学生の感想:今井紗々香、村林亜美
Friends internationalは、東南アジアおよび世界中で取り残されている子どもたちや、その家族を支援している国際NGOです。本日は職員のTorie Mcelwainさんから、カンボジアの子どもたちの現状や、実際の支援活動についてお聞きました。現在、カンボジアではプノンペンとシェムリアップの2箇所を拠点に活動しています。カンボジアには親の収入が安定していないことから学校に通えず、路上で物乞いなどをして生活するストリートチルドレンと呼ばれる子どもが多くいます。なかには、母親が赤ちゃんを利用して物乞いをしたり、ギャングが物乞いをさせていたりするケースもあります。そのため、お金や物を与えてしまう行為はその子たちの幸せに繋がるとは限りません。そのような状況を目にしたらホットラインに電話して専門家に相談することが大切だと学びました。また、Friends internationalは、子どもたちだけでなく、家族全体をサポートすることによってサステナブルな支援を行うことを大切にしています。例えば、不用品を用いたバッグやアクセサリーを作る技術を教えたり、小さな生活雑貨店を開くための支援を行ったりすることなどです。様々な職業訓練を通じて技術を提供することで、支援を受ける人が継続して収入を得られる環境を生み出します。お話を伺う前は、貧困世帯やストリートチルドレンが抱える複雑な背景や、それに対する支援の難しさを想像できていませんでした。しかし、今回のお話を通して、このような自分の考えを見直すことのできる良い機会となりました。
アキラ地雷博物館
学生の感想:今井宥芳
アキラ地雷博物館はカンボジアで地雷撤去を行っていらっしゃるアキ?ラーさんが設立、運営をされ、実際に撤去した地雷などが展示されている博物館です。本日は本当に運が良く、アキ?ラーさんご本人がいらっしゃいました。普段は地雷撤去の活動をされているため、なかなかお会いすることはできません。地雷撤去の方法を見せてくださったり、兵士だった頃に地雷を埋めたお話をしてくださったりと、展示を見るだけでは知ることのできない貴重なお話を伺うことができました。その中で特に印象に残っているのは?地雷を埋めるのは簡単で時間もコストもそこまでかからないが、撤去には機械のコストや時間がかかり、撤去中に亡くなる方もいる?というお話です。これだけ技術が発展して世界に普及している今でも、人間の手で危険を冒してまで撤去しなければならない物があることを知りました。また、私は中学生の時に英語の教科書に載っていたアキ?ラーさんに関する教材を読んだことがあったので、ご本人にお会いすることができて、とても良い訪問になりました。
王宮(Royal Palace)
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