去る2023年11月9日と16日の二日間、名城大学の中華系留学生と日本人学生とが中国語と日本語により相互交流をしました。中華圏のセクシャルマイノリティ、同世代の文化、中華系トレンディドラマ、台湾における日本人学校など、自分たちの関心事や研究テーマなど多岐にわたる話題について意見交換しました。今回は外国語学部で中国語を学ぶ二年生から四年生の学生のほかにも、理工学部や法学部からも参加があり盛会となりました。
◎参加者の声:石田悠梨さん(第6期生)
今回の交流は、一グループ5名ほどで三つのグループに分かれて行われました。私のグループでは、お互いに自己紹介をした後、自分が気になっている分野について質問をしましたが、台湾の学生の方々は質問に丁寧に答えてくれたため、とても有意義な時間が過ごせました。また、中国語の会話にチャレンジしたり、発音のコツや中国語学習の悩みについて相談に乗ってもらったことにより、自分の中国語に少し自信が持てるようになり、中国語学習の意欲が高まりました。
【参加学生】文泠涵、楊紀慈、蔡欣廷、林怡伶、吳沛諭、謝安宥、原田一希(理工)、伊藤巧真(法)、谷口舞香、花村千春、荒木彩花、石川郁弥、石田悠梨、前川凪波、楳山瑛理、大山璃紗、桂嶽桃果、加藤ゆら、岸柚月、熊谷真菜、佐尾柚香、塩谷香奈、冨田紗代、馬場小雪
(以上24名)
また11月14日には天白キャンパスで、国際化推進センターの主催により、台湾の真理大学の学生と名城生との交流会が開かれました。総勢21人の出席者のうち本学部からは、安藤静香さん、伊藤梨紗さん、久野耕生さんの三名が参加しました。
日本人に人気のある台湾北部の観光スポットや、台湾の大学生の一日の過ごし方、台湾における留学生の暮らしなどの話題から、漫画やアニメなどの身近な話題にいたるまで、中国語と英語を使い、笑顔あふれるやりとりが見られました。その後、学生同士で市内散策や猫カフェに行くなど楽しい二次会もあったようです。
◎参加者の声:安藤静香さん(第5期生)
今回私が交流した留学生は、他国から台湾の大学に入学している学生が少なくありませんでした。私は、台湾から来た二人のマレーシア人と日本人の学生とともに、台湾の観光地や、留学生活について話しました。日本人学生は、日本の高校を卒業してから真理大学に入学した方で、日本の大学生活に興味があったため、今回は「留学生」として日本に来たとのことでした。彼らから、台湾で外国人として暮らす中で感じていることを教えてもらいました。台湾の人は外国人にとても親切なため暮らしやすいという話を聞き、台湾旅行への関心がますます高まりました。私にとって今回は三回目の交流会でしたが、留学生は日本語が流暢で、毎回楽しい時間が過ごせました。交流会で出会った方々との繋がりをこれからも大切にしてゆきたいです。
中華系留学生と外国語学部生による交流活動も、回を重ねるごとに内容が深まっています。近頃はこうしたイベントをきっかけにして、学内でSAをしたり、学外で異文化交流にいそしむ学生も出てきているようです。今年度からドーム前キャンパスのグローバルプラザでは、中華系留学生による中国語テーブルも開かれています。このような場を通じて、授業での学びを自分の生きた力として磨いていっていただきたいと思います。(文責:豊田)
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