大学概要【2017年度実施分】電気電子回路作製および実機操作体験型プログラム
理工学部
本学科の教育方針であるエネルギー,ロボット,ナノテク,情報通信など,幅広い分野の基礎知識と応用力を身に付けた「モノづくり」を担う人材の育成を目指して「実感教育」を推進するため,学生の主体的な学びを熟成させるための体験型プログラムである。学生は,電気電子回路作製としてテスタ等の作製を実施し,事前に電子部品の選定(抵抗器カラーコード),ハンダ付けによる回路の作製,さらにテスタの動作チェックをし,測定器として使えるか確認する。テスタ作製等の事前の準備を授業時間外にて修得し,さらに実証実験を体験してもらう。
ACTIVITY
電気電子回路作製(テスタ作製)の事前準備(5/12更新)
2017/05/12
本プログラムにて電気電子工学における基本的な事象(電子部品の読み,測定方法等)を理解する。さらに本成果は座学による理解をさらに深めるための実感,体験型教育の実践をめざしている。電気電子回路作製としてテスタ作製を実施する。テスタを作製するために事前に電子部品の選定(抵抗器カラーコード)が必要であり,そのためのガイダンスを電気電子基礎実験(電気電子工学科2年次,前期)のガイダンス時に実施した。
電気電子回路作製(テスタ作製)(5/29更新)
2017/05/29
本プログラムにて電気電子工学における基本的な事象(電子部品の読み,測定方法等)を理解する。さらに本成果は座学による理解をさらに深めるための実感,体験型教育の実践をめざしている。電気電子回路作製としてテスタ作製を実施した。さらに作製したテスタが電圧?電流および抵抗を正しい値で測定できるかの動作確認も行った。
電気電子基礎実験(電気電子工学科2年次,前期)にて実施した。
電気電子回路作製(テスタ作製)(6/13更新)
2017/06/13
本プログラムにて電気電子工学における基本的な事象(電子部品の読み,測定方法等)を理解する。自作したテスタ(アナログテスタ)を用いて電圧,電流および抵抗の値を測定し,電圧と電流および抵抗間の定量的な関係(オームの法則)を示す。本実験を通じて,テスタの使い方,ならびに観測した値の関係を表現する(グラフの作り方)を習得する。
電気電子基礎実験(電気電子工学科2年次,前期)にて実施した。
実機操作(回路計,ディジタルオシロスコープ)(6/27更新)
2017/06/27
回路計を用いて自作テスタの内部抵抗を考慮しながら電流および電圧測定を実施し,テスタの内部抵抗の概念を理解すると共に回路計を用いた電気計測の取扱方法を理解する。さらにディジタルオシロスコープを用いて交流電圧波形(2現象)観測を行い,電圧,電流,位相差および周波数の測定法を学ぶと共にその概念も理解する。
電気電子基礎実験(電気電子工学科2年次,前期)にて実施した。
長さ測定と実機操作(ディジタルオシロスコープ)(7/11更新)
2017/07/11
電気現象で用いられる物理量の概念を理解するため金属製長尺,ノギスとマイクロメータを用いて長さの測定を実施した。測定したデータから測定値のバラツキ,誤差,数値の丸めおよび有効数値の概念を習得する。さらにファンクション?ジェネレータを用い直流に交流が重畳した電圧波形を作り,ディジタルオシロスコープを用いて観測し,より高度な測定機器の操作法を体得する。
電気電子基礎実験(電気電子工学科2年次,前期)にて実施した。
赤外線リモコンとゲルマニウムラジオ製作(7/25更新)
2017/07/25
赤外線リモコンの製作と実験を通じて,ディジタル通信の基礎を理解すると共に,電子部品の動作原理を習得する。さらにゲルマニウムラジオの製作を通じて非常に少ない電子部品と簡単な回路にてラジオ放送が聞けることとラジオ(AM波)の伝搬方式を学ぶ。
電気電子基礎実験(電気電子工学科2年次,前期)にて実施した。