大学概要【2021年度実施分】アントレプレナー人材育成?学生ベンチャー活動支援
社会連携センター
アントレプレナー人材育成から学生による起業活動支援まで一気通貫で行うプログラム。起業に限らず、事業創出や商品?サービス開発に向け、自ら行動を起こし新たな価値創造に取り組む姿勢や能力を開発するベーシックステージと実際に新商品?サービスを世の中に出す活動の支援を行うアドバンストステージからなる。他にもスタートアップ企業でのインターンシップや企業の新規事業開発担当者とともに事業創造に取り組むプログラムも展開。
ACTIVITY
本学独自のアントレプレナー人材育成プログラムEXPLORER始動
2021/12/15
2021年5月に起業やサービス開発に関心のある全学部の学生を対象に、本学独自のアントレプレナー人材育成プログラムEXPLORERの募集を開始しました。
本プログラムは、何から始めていいか分からない学生でも基本から学べるプログラムです。「ベーシック」では、各種ノウハウやマインドセットの習得と、アイデアの創出にトライできます。「アドバンスト」では、生み出したアイデアを形にし、世の中に出していく支援を受けられます。(活動資金や場所の提供、ネットワーキングによるマッチング、個別メンタリングなど)学生のみなさん、この機会に一緒に踏み出しましょう。
<対象> 起業やサービス開発に関心のある全学年?全学部の在学生
<内容> 専門知識を学びながらチームでアイデアを形にすることにトライ
<定員> 35名程度
<費用> 無料
<スケジュール>5月中旬?10月上旬 毎週月曜日 19時?20時30分
EXPLORER募集チラシ(表)大企業、ベンチャー企業での豊富な新規事業開発経験のある実務家講師、起業家等から起業や事業開発のマインド?ノウハウを学ぶ。 | 全15回の充実したプログラム。最新テクノロジー、イノベーション、起業のテーマの見つけ方、チームビルディング、デザイン思考、ビジネスモデル構築方法、効果的なプレゼンテーションの技法等について、学生でチームを作り、アイデアを形にしながら学ぶ実践形式。 |
5月17日 本学独自のアントレプレナー人材育成プログラムEXPLOERE ベーシックの第1回講座が開催されました。
2021/12/15
オンラインで開催された第1回の講義には学部学科を超えて59名の学生が参加。
講師から事業を具体化する7つのステップの説明のあと、まず世界で今何が起きているか正しく理解するために、テクノロジーの進化がもたらす変革の現状やデジタルをはじめとする最新テクノロジーについて動画や写真で紹介がありました。
講義終了後には講師を務めた中部電力株式会社事業創造本部の浦野氏に対し、「最新技術に取り残される人々を救済するビジネスの可能性はありますか」「普段からどのように情報収集していますか」「新しいモノを開発するときに大事にしていることは何ですか」など、多くの質問が寄せられました。
テクノロジーの進化のスピードと世の中を変える力に不安になる学生、これからの未来にワクワクする学生など受けとめ方に差がありましたが、テクノロジーの進化により多くの社会課題が解決されてきている、チャレンジのハードルが下がっている、SDGsに掲げられているように世界には解決すべき課題が山積みである、それらをテクロジーを活用して解決できる、そのチャレンジにヒト?モノ?カネが集まっていること等を理解することができました。
第2回以降の事業開発に向けて取り組みたいテーマを見つけるための土台を作ることができました。
第2回「『イノベーション』を正しく理解する」を開講。
2021/12/15
アントレプレナー(起業家)を志す学生のための人材育成プログラム「EXPLORER」は、何から始めていいか分からない学生でも基礎から学べるプログラム。正課外で、文系理系を問わず、学年を超えて学べるのが特徴です。
5 月 24 日の第 2 回は「『イノベーション』を正しく理解する」をテーマに開催。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発令中のため オンラインで行われました。本学の全 9 学部のうち 8 学部と 1 研究科から約 40 人が参加。
動画プラットフォームビジネスを立ち上げた松山功 NEXT VISION 株式会社代表取締役社長 兼 CEO をゲストに招き、起業に対する情熱を語ってもらいました。松山さんは「10 年先の常識は君たちがつくるしかない」と励ましてくださいました。
全体講師を担当する浦野隆好氏(中部電力株式会社事業創造本部事業戦略ユニット部長)からは、破壊的イノベーションについて実例をもとに説明。
第1回はテクノロジーの進化と変革の現状把握。第2回はイノベーションを正しく理解。参加学生が事業開発に挑むための土台となる内容でした。第1回講義では、テクノロジーを活用することへの意識が高まり、第2回講義では、イノベーションを正しく理解し、どのように起こすかをイメージできるようになりました。「創出」or「変革」、「持続的」or「破壊的」など対比しながら、価値と提供手段が新規なのか既存なのかで、4つに分類し、イノベーションを再発明なのか再定義なのかと理解を深め、これまでのイノベーションはどのように生まれてきたか理解することができました。第3回目以降は、いよいよ学生のアイデア創発、チームビルディングへと進みます。
第3回「起業として取り組みたいテーマの見つけ方を学ぶ」を開講。
2021/12/15
株式会社エンターテイン 代表取締役 常川 朋之氏による起業のタネの見つけ方講座
第3回は、大企業の事業創造支援やベンチャー企業支援に取り組まれている株式会社エンターテイン 代表取締役 常川 朋之氏を講師にむかえ、起業のタネの見つけ方講座を開講。ワークショップをとおして、情熱を注げるアイデアの見つけ方を学びました。
第4回は「アイデアを一緒に考えるチームを作る/実現したい世界を言葉にする」を開講。参加学生から取り組みたいテーマの発表があり、8チームが誕生。第5回以降は、チームで活動しながら、事業創造のノウハウを学んでいきます。
10月14日 学内アイデア発表会(ピッチ)を開催。
2021/12/15
第5回から第13回は、参加学生が8つのチームに分かれ、実現したい世界を言葉にする、サービス開発、顧客体験価値づくり、デザイン思考の考え方、アイデアのビジネス性、事業計画書作成、ロジカルシンキング、効果的なプレゼン技法などを学びながら、自分たちのアイデアを発展させ、仮説検証やピッチデッキ作りに取り組みました。
10月4日は5つのチームがアイデアプレゼンテーションに挑み、講師の浦野氏、エンターテイン代表 常川氏、中川隆義氏(元みずほ銀行 名古屋中央法人部部長)、社会連携センター職員から質疑応答やアイデアへのフィードバックを頂きました。
第15回(10月11日)は、これまでの学びと活動の振り返りを行い、事業育成と人材育成について学びました。事業開発と自己のキャリア形成は考え方や動き方が似ていることを講師の浦野さんのキャリアの話を聞きながら参加学生が自分自身のキャリアを考える機会となりました。
本プログラム(EXPLORER)から誕生したチームや参加学生がTongaliアイデアピッチコンテストに出場
2021/12/15
本学、名古屋大学など東海地区の大学が参加する起業家育成プロジェクト「Tongali(トンガリ)」の「Tongaliアイデアピッチコンテスト2021」の予選が10月30日(土)に開催され、本学からは最多11チームが出場。EXPLORERからも5チームが参加。
Tongaliアイデアピッチコンテスト本選は、11月13日、名古屋市西区の「なごのキャンパス」で開催され、57チーム(15大学)のエントリーの中から予選会を通過した17チームが本選に出場。本学から4チームが本戦出場(EXPLORER 2チーム)。審査員、他大学の学生からフィードバックや刺激を得ました。Tongali賞等の受賞は逃しましたが、すでに事業を進めている学生や審査員からフィードバックや刺激を頂きました。
12月から開催されるEXPLORER アドバンストでは、実現したいアイデアを持つ学生の事業開発に向けた活動支援がスタート。活動資金、活動場所、ネットワーキング、個別メンタリングなど様々な支援を通して、創出したアイデアを世の中に送り出す支援に取り組みます。