大学概要【2021年度実施分】国内における新たな国際研修プログラムの開発および地域社会の国際化支援に向けたSAと留学生の協働取組

国際化推進センター

国内における新たな国際研修プログラムの開発および地域社会の国際化支援に向けたSAと留学生の協働取組
実施責任者:田中 武憲

新型コロナウイルス感染症の世界的拡大によって,海外渡航を伴う国際研修の実施が困難となっている。一方,感染防止を目的とした社会?経済活動のデジタル化?オンライン化が急速に進展しつつあり,本プログラムはそのような社会?技術変化を背景として,スチューデントアシスタント(SA)と留学生を中心に,新たに国内で実施できる国際研修プログラムの開発と,同取組を通して地域社会の国際化の推進を目指すものである。

ACTIVITY

スチューデントアシスタント(SA)と留学生が国際研修プログラム(伊賀)の事前研修を実施

2021/12/03

海外渡航を伴う国際研修の実施が困難となっている中,「学びのコミュニティ創出支援事業」からの支援を受け,新たに国内で実施できる国際研修プログラム開発と,地域社会の国際化推進を目指している.感染症予防の観点から研修先を三重県伊賀市にし,事前研修を行った.研修プログラム実施当日は,「外国人観光客にとって効果的なPR方法は」と題して観光協会の職員より講義を受けることになっている.それに向けた調査,資料集めを指示.具体例もあげながら理解を促し,SAと留学生それぞれの目線で感じ,関心を持った資料収集に取り組んでもらった.

Zoomで事前研修のテーマを発表し、調査内容の説明を受ける参加者

本研修の主旨説明と目的達成に向けた具体案を示すスライド

事前研修のテーマとそれに対しての調査内容を説明するスライド

スチューデントアシスタント(SA)と留学生が国際研修プログラム(伊賀)に参加

2021/12/13

海外渡航を伴う国際研修の実施が困難となっている中、「学びのコミュニティ創出支援事業」からの支援を受け,新たに国内で実施できる国際研修プログラム開発と,地域社会の国際化推進を目指している.感染症予防の観点から研修先を三重県伊賀市とし,SA14名と留学生6名が参加し、11月27日に上野公園及びその周辺施設を訪問。事前研修で調査した資料をもとにSA、留学生それぞれの視点で各施設を訪問し、様々な実体験を行った.

伊賀上野観光協会職員からグッズ等の説明を受けた後,観光協会横で撮影した集合写真

伊賀上野城内の展示物と展示方法を観察する参加者

伊賀くみひも組匠の里にて組紐制作指導を受ける学生たち

伊賀流忍者博物館にて観光協会の職員より説明を受ける学生

スチューデントアシスタント(SA)と留学生が国際研修プログラム(伊賀)事後研修を実施

2021/12/23

海外渡航を伴う国際研修の実施が困難となっている中、「学びのコミュニティ創出支援事業」からの支援を受け,新たに国内で実施できる国際研修プログラム開発と,地域社会の国際化推進を目指している.現地での経験を踏まえ,事後研修として,地域社会の国際化を支援すべく,海外からのゲストや留学生にとってより分かりやすく,過ごしやすい環境づくりに向けた提案を出し合った。留学生からも積極的に案が出て実り多い研修となった。

27日実施したプログラムの「気づき」を具体案にしていく考え方を説明したスライド

参加学生から提供されたPR方法を分析、分類したスライド

本学をPRする方法について参加者から提出された具体案を列挙したスライド

スチューデントアシスタント(SA)と留学生が国際研修プログラム(高山)の事前研修を実施

2022/03/25

海外渡航を伴う国際研修の実施が困難となっている中,「学びのコミュニティ創出支援事業」からの支援を受け,新たに国内で実施できる国際研修プログラムの開発と,地域社会の国際化推進を目指している.11月に実施した研修の経験をもとに,可能な限りの感染症予防策を講じることを前提に研修先を岐阜県高山市等にし,事前研修を行った.研修プログラムのテーマとして「外国人観光客にとって効果的な多言語活用方法とは」を掲げ,現在使われているホームページを各自で調査した.最多は「飛騨高山観光公式サイト」及び「高山市公式ホームページ」にて使われていた12か国語であり,これら情報を基に実地調査に臨むこととした.

本研修の調査含め、今回掲げたテーマを説明するスライド

事前研修の一環として調査したホームページの多言語活用調査結果一覧

スチューデントアシスタント(SA)と留学生が国際研修プログラム(高山)に参加

2022/03/25

海外渡航を伴う国際研修の実施が困難となっている中,「学びのコミュニティ創出支援事業」からの支援を受け,新たに国内で実施できる国際研修プログラムの開発と,地域社会の国際化推進を目指して感染対策を徹底したうえで,岐阜県高山市等でフィールドワークを実施した.SA7名と留学生5名が参加し,2日間に渡って高山市及び白川郷を調査.SA,留学生それぞれの視点で各施設を訪問し,様々な実体験を行った.

白川郷展望台で撮影した集合写真 (撮影時のみ対人距離を短くしマスクを外しました)

高山まつりの森内の展示物と展示方法を観察する参加者

高山市での調査で多言語の実用例として撮影した案内図の棚

飛騨の里にてさるぼぼ作りの制作指導を受ける学生

スチューデントアシスタント(SA)と留学生が国際研修プログラム(高山)事後研修を実施

2022/03/25

海外渡航を伴う国際研修の実施が困難となっている中,「学びのコミュニティ創出支援事業」からの支援を受け,新たに国内で実施できる国際研修プログラム開発と,地域社会の国際化推進を目指している.現地での調査結果を踏まえ,事後研修として,地域社会の国際化を支援すべく,海外からのゲストに対して必要な言語数についてSAと留学生で意見交換した.留学生からも積極的に案が出て実り多い研修となった.なお,事前,事後研修は,新型コロナ感染症対策の一環として,予めメールで指示を出し,当日までに提出させた情報を元に遠隔で実施した.

14,15日に実施した実地調査結果のスライド

大学案内図について現状(留学生の出身国)を把握したスライド

大学案内図を翻訳すべき言語の種類と数をとりまとめたスライド

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