大学概要【2021年度実施分】学科作品?論文集「イヤーブック」の編集による総合デザイン教育

理工学部

学科作品?論文集「イヤーブック」の編集による総合デザイン教育
実施責任者:高井 宏之、佐藤 布武

建築設計の授業で優秀な成績を修めた学生が中心となり、建築に関する年次ごとの学習成果をまとめた「イヤーブック」を編集するデザイン教育プログラム。「学部課題での優秀作品」「優秀な修士論文と卒業論文」「学生企画」などを学生編集委員会が編纂し、学年横断型建築作品?論文集を作成することで、建築のスキルを広義のデザイン手法として応用する能力を育む。

ACTIVITY

名城大学優秀作品集掲載作品の選定

2021/12/27

本事業では、建築学科の優秀作品?論文集を学生主体により制作しています。毎年3月に出版し、卒業式及び新年度ガイダンスにて学科全学生に配布しています(写真1)。

本年は、作品?論文集の更なる活用方法の一つとして、名城大学ウェブオープンキャンパスにも掲載しています(写真2)。

以下のURLから確認できますので、ぜひご覧ください!

/admissions/event/web_open_campus_2021/faculties/sci_tech/

写真1: 優秀作品?論文集2021

写真2:ウェブオープンキャンパスアクセスの場所

名城大学優秀作品集掲載作品の選定

2021/12/27

写真1: 優秀作品発表会の様子

本事業で制作する建築学科の優秀作品?論文集は、卒業設計と卒業論文に加え、2?3年生の設計課題の優秀作品も掲載しています。

建築学科では、2年生と3年生では半期に2つの設計演習課題を行います。2年前期は自室と近隣施設、2年後期は住宅と集合住宅、3年前期は小学校と体験?滞在型余暇活動施設、3年後期は地域活性化施設と都心複合施設のデザイン演習に取り組んでいます。

2年生では全145名が設計課題に取り組むのですが、優秀作品集に掲載されるのはごく一部。優秀作品発表会に選ばれるのは約1/3、その中から優秀作品展示に選ばれるのは約1/3です。

(写真1)

最終的に優秀作品集に掲載されるのは各課題で6作品だけ。

でも、建築物を構想するにあたって、自分の作品を作るだけでなく、周りの作品から学ぶこともとても大切です。なので、このような段階的な評価システムを通して、自分のデザインの長短を客観的に知ることもできます。

名城大学優秀作品集のデザイン及び企画検討会の実施

2021/12/27

写真1: 参考書類を見て検討する編集会議の様子

本年度で3年目となる本事業。昨年度、抜本的なデザインの更新を行った本冊子。本年度も昨年度デザインを継承したものとなる予定です。

しかしながら、色味やコンテンツなどはアップデートさせていきたい…。そこで、編集委員会で編集会議を行いました。他大学や他のデザイン冊子などを参照して、デザインを確認していくとともに、本年の企画検討を行いました。

(写真1)

作品集は全在校生と次年度の新入生に配布されるほか、学外の方に見てもらう機会も多いです。責任ある冊子の編集を学生が経験できるのも、とても有意義なことです。建築の設計も広義のデザインの一つです。本事業を通して、柔軟な思考を育みます。

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