大学概要【2019年度実施分】AI時代にICTスキルを活用してコミュニケーション能力を学ぶ多職種連携教育プログラム
薬学部
AI時代の今、名城WEBキャンパスでは、名城大学薬学部の学生と他大学の医療系の学生が、距離的なバリアを超えて、チーム医療を学習することができます。WEBキャンパスにログインし、それぞれのキャンパスにいながら、他のキャンパスにいる学生とWEBカメラを通して課題について話しあいます。医療の現場でも多職種の医療職が相互利用が可能なネットワークの構築が行われつつあり、学生のうちからICTを活用した情報連携の重要性を学んでいただきます。
ACTIVITY
第6回糖尿病教室IPEに向けてWEBキャンパスに動画教材をアップしました(活動報告1)
2019/11/11
名城大学WEBキャンパス
薬学、医学、看護、栄養学部の学生が集まって、糖尿病の患者さんに「糖尿病教室」を行うために、事前に学生達が糖尿病のことを学ぶために「動画教材」を名城WEBキャンパスにアップしました。動画教材は各学部の先生方と協力して、学生が「糖尿病教室」を立案しやすくするために作成しました。学生達は自宅やそれぞれの大学でこの動画で観て、糖尿病教室IPEに参加する予定です。
内容:
1.糖尿病における食事療法?運動療法の基本
2.糖尿病教室とは
3.「糖尿病の食事」簡単実践法!
4.糖尿病教室における薬剤師の役割
第6回糖尿病教室IPEに向けて多職種の学生が集まりました(企画ワークショップ)(活動報告2)
2019/11/11
オリエンテーションの様子
足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐元年10月26日名古屋大学医学部において「第6回糖尿病教室IPE(多職種連携教育)を開催しました。今回は、名城大学の薬学生2名をはじめ、名古屋大学の医?看護学部の学生、名古屋学芸大学の栄養学生、計11名の学生が参加しました。このプログラムは、2日間行われ、次回11月16日には地域の病院で学生達が糖尿病の患者さんに「糖尿病教室」を行う予定です。今回は、糖尿病専門医である指導教員らから食事?運動?薬物療法を取り入れた糖尿病教室の具体例と各職種の役割についての講義を受け、医?薬?看護?栄養学部の各専門職教員から適切な助言を得て、学生は2チームに分かれて糖尿病教室開催の計画を立案しました。テーマや内容は、学生と糖尿病教室に参加した患者さんが共に学ぶことを可能とする参加型学習を行える内容に統一しました。ワークショップ以降は自宅や大学などで約1ヶ月間、Webキャンパスを利用して話し合いをする予定です。
第6回糖尿病教室IPEに向けてWEBキャンパスを使って話し合いを行いました(活動報告3)
2019/11/12
11月16日に開催される「第6回糖尿病教室」に向かって、医学、薬学、看護、栄養学部の学生が、WEBキャンパスを活用して準備を進めています。11月5日には「やきいも」グループ、11月11日には「トラベルトラブル」グループがテレビ会議を行いました。テレビ会議では、糖尿病教室に向け、発表原稿や進行、準備品の確認やリハーサルを行いました。一部声が聞こえないなどのトラブルもありましたが、学生達の準備状況も本番に向けてラストスパートに入っています。
第6回糖尿病教室を開催しました(活動報告4)
2019/11/19
足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐元年11月16日、尾洲病院(愛知県一宮市)にて糖尿病教室IPEを実施しました。名城大学の薬学生2名、名古屋大学の医学部学生1名、看護学部学生4名、名古屋学芸大学の栄養学生4名、総勢11名の学生が、2つの混成チームに分かれ、糖尿病教室に参加しました。各チームがそれぞれ、糖尿病教室に集まっていただいた患者さんに日常生活に役立つ情報を提供しました。
「やきいも」グループは、糖尿病の治療で大切な運動療法、食事療法を紹介しました。運動療法では、チューブを使って、4つの体操を紹介し、一緒に体験しました。食事療法は、コンビニでお弁当を買う時、また間食する時に注意していただくことについて、クイズを交えて紹介しました。一方、「トラベルトラブル」グループは、糖尿病患者さんが旅行に行く時に必要な備品を参加者と共に考えました。また、低血糖になった時、災害時に注意していただくことについて、クイズを交えて紹介しました。
参加した患者さんからは、「楽しく学べた」、「毎年楽しみにしている」などの声が聞かれました。学生たちはこの日のために、夜までグループでテレビ会議やWEBキャンパスを通して話し合いをするなど、準備に追われていました。しかし、患者さんの楽しそうな表情、声を聴いて、「教室に参加してよかった」、「多職種の学生たちと協力してやれてよかった」などの声が聞かれました。糖尿病教室IPEの貴重な経験は、他職種の学生との協働を学ぶとともに、それぞれの専門性を発揮する機会となり、学生自身大きく成長することができたのではないかと思われます。