大学概要【2020年度実施分】多文化共生社会を意識した学生たちによる地域コミュニティ環境づくり

学部?部署共同

【理工?外国語学部】多文化共生社会を意識した学生たちによる地域コミュニティ環境づくり
実施責任者:谷田 真

本プログラムは、UR知立団地中央商店街を舞台に、理工学部建築学科と外国部学部国際英語学科に所属する学生たちが、学部間の垣根を越えて恊働するものである。ワークショップを軸に、日本人と外国人の居場所をつくり、交流の機会づくりを多面的に展開する。本年度は、前年度の成果にもとづき、外国の絵本等を使った「読み聞かせの場」をデザインする予定である。絵本を通して、特に日本人と外国人の子供たちが、異国の文化に興味を持つキッカケをつくることを目指します。

ACTIVITY

海外作品の事例研究と外国語によるプレゼンテーション

2021/01/05

外国語によるコミュニケーションを重視した、ものづくりワークショップを中心に、日本人と外国人の居場所づくりを軸とした交流の機会づくりを、多面的に展開するプログラムである。今回はチェコにあるリベレツ工科大学建築学部の研究室とオンラインで結び、パブリック?サウナのデザイン、制作を進めた。
まずは、10月より海外作品の事例研究からスタートし、ケーススタディシートの制作、英語を駆使したプレゼンを行った。日本の学生たちは、チェコの学生たちとのディスカッションを通して、異文化を肌で感じ、刺激的な学びの機会となった。

オンラインによる英語でのプレゼン

海外作品の事例研究

ケーススタディシートの制作

英語によるコンセプト?デザイン?モデルの検討とディスカッション

2021/01/05

チェコにあるリベレツ工科大学建築学部の研究室とオンラインで結び、英語によるディスカッションを通して、パブリック?サウナをデザインする取り組みである。
11月に入り、日本の学生たちは、コンセプトとして日本文化を改めて見直し、デザイン案を複数出し合い、模型も駆使しながら議論した。それらを英語で整理し、チェコの教員や学生たちへのプレゼンを通して、アドバイスを受けた。
以上のプロセスにおいて、学生たちは、外国語によるコミュニケーション力が強化され、自信にもつながっている。

オンラインによるディスカッション

日本文化の見直しと複数のデザイン案

模型による検討

英語による実際の制作に向けた最終案の提示

2021/01/05

チェコ?リベレツ工科大学建築学部の研究室とのオンラインによるプロジェクト。12月に入り、日本の学生たちは、実際の制作に向けて最終案を固め、英語によるプレゼンテーションを試みた。学生たちは、チェコと日本の文化を意識しながら、複数案を統合し、コミュニティ環境をデザイン?構築する一連のプロセスを経験した。加えて、実践的な英語を駆使しながら、プロジェクトを進めることは、学生たちの自信にもつながった。
以上の成果をベースに、次のステップとして、大学の机上の学びでは経験することが難しい、DIYによる自主制作段階に移る予定である。

オンラインによるディスカッション

最終案?その1

最終案?その2

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ