大学概要【2019年度実施分】女子学生のキャリア形成支援事業
経営学部
本プログラムは、少子化?高齢化による労働人口の減少を背景に、女性のさらなる社会進出が喫緊の社会問題となっているわが国において、学生が広く女性の社会進出への理解を深めるとともに、すべての女子学生がその個性と能力を最大限に発揮し、そのキャリア形成を支援するために、女性を講師とした幅広い講演会の開催や女子学生のための実践的なマナー研修などを行う取組みです。
ACTIVITY
2019年度第1回輝く女性講演会
2020/01/06
去る2019年7月17日(水)の10:50~12:20、共通講義棟南館S103教室において、本年度第1回目の輝く女性講演会を実施しました。(株)トーカイの遠藤 舞様と安藤叶恵様を講師として招聘し、「『働きやすさ』とは~トーカイで働いて感じた、『働きやすさ』の大切さ~」という演題でご講演いただきました。
まず、(株)トーカイの事業内容についてご説明いただいたうえで、安藤様ご自身の就職活動体験やその後の社会人生活を通じて考えるに至った「働きやすさ」、仕事のやり甲斐や理想と現実とのギャップについてお話いただきました。続いて、遠藤様からライフイベント(結婚?子育て)と仕事の両立についてご自身の体験を踏まえ、お話いただきました。
受講生たちはお二人の貴重なお話しに熱心に耳を傾けており、講演後に行ったアンケートの結果からも好評だったことが裏づけられました。アンケートの自由記述欄には、「インターンシップに参加することの重要性を理解できた」であるとか「ワーク?ライフ?バランスの必要性とそのための課題について考える機会になった」など、前向きな声が寄せられていました。
今回の講演会が、男女の別を問わず、受講生にとって自身にとっての「働きやすさ」とは何かについて考える良い契機になったものと確信しています。
2019年度第2回輝く女性講演会
2020/01/06
去る2019年10月17日(木)の10:50~12:20、共通講義棟南館S302教室において、本年度第2回目の輝く女性講演会を実施しました。日本郵便株式会社東海支社 加茂 佳寿恵様を講師として招聘し、「365日。そばにいるからできることがある。」という演題でご講演いただきました。
講演は、就職?結婚?出産?子育て?介護を経てきたご自身の経験に触れながら、1経歴 2仕事の内容 3ワークライフバランス 4求められるもの を柱としておこなわれました。講演の内容は、多くの女性が経験するであろう人生のイベントを経験したからこそ話せる説得力があるリアルなものでした。
受講生たちは貴重なお話しに熱心に耳を傾けており、講演後に行ったアンケートの結果からも好評だったことが裏づけられました。今回の講演会が、男女の別を問わず、受講生にとって自身にとっての「働き方」キャリア形成について考える良い契機になったものと確信しています。
2019年度第3回輝く女性講演会
2020/01/06
経営学部では12月3日(火)に、2019年度第3回輝く女性講演会を実施した。今回の講師は木佐貫佳那さん。オーストラリアのメルボルンにある旅行会社の支店長で、グローバル人材育成プログラムの専任トレーナーでもある。
オーストラリア在住歴9年の木佐貫さんがみた、日本人がオーストラリアをはじめ海外で働くことについてのお話を伺い、学生に向けて、国内外を問わずこれからの人生や仕事にどう向き合っていけばよいか、アドバイスをいただいた。
今回は、通常の講演会方式とは異なり、学生たちの積極的な参加によって構成されるワークショップ形式をとった。1年生から4年生まで関心をもった40名の学生が集まった。
特に海外で働くことや海外で働く日本人に興味関心があると答えた学生は約2/3いた。そのほか、自分のキャリアについて考えたいという意見が約3割を占めた。
最初は緊張していた学生も、次第に触発されるように手が挙がり、質問が出ていたことはよかった。通りいっぺんの現地レポートではなく、参加者が自分のことにひきつけて考える時間となったことがよかった点だと思う。学生からは「自分に足りないことについて何をすればよいか講師の話から学べた」、「海外に行ってスキルが身につくのではなく、自分がもとから持っている知識が使えるようになるという話にすごく納得した」という感想が寄せられた。ただ知識を得るだけでなく、自分について自ら気づくことができた学生がいたことは教員としても大変嬉しく思う。
2019年度第4回輝く女性講演会
2020/01/06
経営学部が2015~2018年度に「MS-26推進支援事業(キャリア形成事業)」の一環として実施してきた「輝く女性講演会」の後継事業として,2019年度より新たに「学びコミュニティ推進支援事業」として「女子学生のキャリア形成事業」が始動しました。
同事業の一環として,12月17日,オフィス Yu-Tの堤ゆかりさん(元?「ミスフェアレディ(日産PRスペシャリスト)」)を講師に迎え,13時10分~14時50分に「実践マナー講座」を実施しました。
本マナー講座では,就職活動を控えた経営学部生が参加,挨拶や歩き方,姿勢の指導から,企業が社会人として求めるコミュニケーション能力を高める方法について,具体的?実践的なレクチャーを受けました。
Woomaxマナー講座
2020/02/17
経営学部は、女子学生のキャリア形成支援事業の一環として2020年1月28日の3~4限時にWoomaxマナー講座を実施しました。学生から寄せられた要望も踏まえ、この講座では、マナーの基本に加え、敬語の使用法、電話対応、メールの書き方についてレクチャーを受けました。講義や定期試験が終了していたこともあり、受講生の数は振るいませんでしたが、以下に紹介する感想から本講座が極めて意義深いものであったことが窺えます。
「姿勢?お辞儀?電話対応など実践的に経験することでマナーの難しさがよく分かりました。また、普段のアルバイトや教員との会話にどれだけ間違った敬語を用いていたのか、ということが分かり、非常に驚きました。今回の経験を通して、より良い就職活動にしていきたいと思っております。」
「昨日のマナー講座は大変勉強になりました。正しい挨拶の仕方や敬語の使い方、電話対応、メールの書き方とどれも知らないことばかりで参加して良かったと思っています。特に電話対応は実践してみてイメージを掴むことができました。また、少人数だったため、気になることをすぐに聞くことができる環境にあり、自分が抱えていた疑問も解消することができました。これから行う就職活動だけでなく、社会人になっても役立つ知識ばかりだったので、参加する価値があったと感じました。」
「マナーについてまだまだ未熟だったなと感じました。基礎の基礎から多くのことを教わり一歩成長できたかなと思います。姿勢や敬語は徹底的に指導して下さったので、日常生活から意識して実践したいと思います。」
本事業は今年度をもって終了いたしますが、次年度以降もこうした学部主体による就職活動支援を継続していきたいと考えております。