大学概要【2017年度実施分】文章基礎力トレーニング?プログラム
法学部
このプログラムは、大学生として最低限身に付けておくべき文章基礎力の習得を目的とした、法学部1年生を対象とする取り組みです。
課題に基づいて学生が小論文を書き、その答案は1枚ずつ添削して返却されます。各学生はその内容を確認して、まずは自分で改善点を考えます。それと併せて、教員が全体の講評や小論文を書く際のポイントなどを解説するとともに、例文の内容について学生同士で検討しあうことで、基礎的文章力の向上を目指します。
ACTIVITY
第1回小論文講評会(3/2更新)
2018/03/02
今年度第1回目の講評会を7月5日に実施しました。仁井田准教授から、今回実施した小論文について、全体の講評がされました。それに引き続いていくつかの例文が示されました。
学生は、これらの例文のどこに問題があるのかを相談しながら検討し、文章を書く際の基本的な作法について学び合いました。
第2回小論文講評会
2018/03/02
第2回目の講評会を7月7日に実施しました。仁井田准教授から、今回実施した小論文の内容に基づいて、表現面で気をつけたいこと、内容面で気をつけたいことの説明と指摘がされました。
それらを参考にして、学生は、文章を書く際の注意点について相談しながら検討し合いました。
第3回小論文講評会
2018/03/02
今年度最後となる講評会が1月5日に実施されました。仁井田准教授から答案に対する全体的な講評がなされた後、「6つの例文にABC評価をつけるとしたらどうなるか、その理由は何かを議論しなさい」という課題が示されました。
学生は講評で示された知見をもとに意見を交わしあいながら課題に取り組みました。最後には松本教授と仁井田准教授が議論し合いながらそれらの例文に評価を加えていきました。
学生は教員同士の議論と自分たちが交わした議論を比較しながら、よりよい文章を書くために必要なことについて、考えをさらに深めていきました。
初年次教育研究会
2018/03/02
本プログラムで実施した小論文とその事後指導の内容について、法学部の教員間で共有し、学生指導の課題を検討するために、初年次教育研究会を開催しました。今年度は、7月20日、9月21日、2月28日の3回実施しました。
学生の小論文の結果についてデータ分析を行い、内容面なども含めてさまざまな傾向と問題点を共有しました(データ分析は、法学部情報分析委員会に依頼しました)。その中で浮かび上がった課題について、学部教育や次年度以降の本プログラムのあり方など多岐にわたって議論が及びました。