このプログラムでは、これまでも継続的に、自習室にて、授業のない時間帯を利用して、日商簿記検定１級、税理士試験、公認会計士試験などの各自の目標に向けて自主的に勉強会を実施しています。
　継続的に参加している学生のうち１年生の大半は、まずは2023年11月に実施される日商簿記検定１級の合格を目指しています。また、上級生は、税理士試験や公認会計士試験を目指して勉強しています。特に昨年度税理士試験の簿記論に合格した学生は、今夏の試験で財務諸表論の合格に向けて自分の勉強だけでなく、後輩の質問に答えるなど、互いに目標に向かって頑張っています。

　2023年7月4日に、経営学部の１年生約100名を対象に、日本公認会計士協会東海会による公認会計士に関する制度説明会を実施しました。
　これまでも説明会を実施してきましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から昨年度は動画によるものでしたが、今年度は数年ぶりに対面で実施しました。
　まず、東海財務局の担当者から試験制度についての説明が行われました。その後、公認会計士の方々により、公認会計士という職業の広がりや魅力など、合格体験記、海外での業務、女性公認会計士のキャリアについて等のお話しがありました。なお、合格体験記に登壇したのは、本学経済学部の卒業生（/news/detail_26795.html）でした。２年前に卒業した先輩の話だったので、参加者にも公認会計士の魅力が伝わったのではないかと思います。実際、説明会後には、関心をもった学生が、公認会計士の方に熱心に質問をしていました。
　また、東海会が実施したアンケート結果では、この説明会を機に公認会計士に関心を持ち、受験を考えるきっかけとなったと回答した学生が多数おり、大変有意義な説明会であった。

　2023年度の税理士試験において、4年生1名、3年生1名、1年生2名の在学生4名が科目合格の快挙を成し遂げました。そこで、合格者の皆さんの税理士を目指すきっかけや勉強方法、大学生活の過ごし方などをお聞きし、それを他の学生に知ってもらうために、2024年1月6日に、オンラインで座談会を実施しました。

　なお、座談会の内容は、2024年度の経営学部懇談会会報にも掲載する予定です。