大学概要【2024年度実施分】海外大学の学生との共同研究による英語でのSDGsアイデア発信
経済学部
世界共通の重要課題であるSDGsに関して、共同研究?共同発表会を海外の大学数校と実施する。名城大学海外協定校を中心に実施するが、まず今までに個別で共同発表会を実施したことのある次の大学と開始する。(オランダ?ライデン大学、ベトナム?ハノイ経営工科大学、マレーシア?マラヤ大学、タイ?タマサート大学、台湾?台中科学技術大学、真理大学等)
世界共通課題を、各国の地域性、政治状況、経済状況、価値観、環境等が異なる状況で、各国の学生たちが、相手国の立場や考え方を理解し、協力し合う事の重要性を学ぶ。
ACTIVITY
Joe Justice氏(Agile Business Institute)によるセミナー実施
2024/05/08
4月19日(金)14:50?16:20 N301にて、Joe Justice氏(Agile Business Institute)によるセミナーを実施した。Joe氏はテスラ(米国EVメーカー)でイーロン?マスク氏と共に働き、その働き方や開発経験をもとに、テスラにおける迅速な新車開発、自発的な働き方について話していただいた。
■受講生コメント
Joe Justice氏の講演から学んだことの1つ目はテスラやスペースXは、新商品を迅速に作ることに重きを置いていることである。テスラは、変化の激しい市場に対応するために素早く製品を開発することを重視していて、アジャイルな手法を採用し、時間の流れに乗ることで迅速に対応していることをご教示くださった。
2つ目はテスラの製造プロセスは、従来の流れ作業型の製造とは異なり、並列かつ並行して進行しているというところである。テスラでは、各パーツごとに専門のチームが存在し、それぞれのチームが自身の考えに基づいて設計や改善を行っていることから、デザインやパーツの変更が容易になり、迅速な製造が可能であることを認識した。
3つ目はテスラでは、ジャスティスボードと呼ばれるボードを使用して、データに基づいた意思決定を行うことである。このボードを活用することで、製品の安全性やコスト、耐久度などをリアルタイムで確認することができる。これにより、認証プロセスの時間を短縮し、迅速な意思決定が可能になるということが学べた。
感想として、Joe Justice氏の講演は非常に刺激的であり、そのビジネス哲学や製造プロセスについて興味深く学ぶことができた。特に、テスラがアジャイルな手法を取り入れて新商品を迅速に製造する姿勢は、時代の要請に合ったものだと感じた。また、ジャスティスボードを利用してデータに基づいた意思決定を行うという手法も効果的であり、組織内のコミュニケーションと迅速な意思決定を促進することができるのはとても良いと感じた。
オランダ国際フィールドワーク参加学生
8月30日アムステルダム自由大学でワークショップ開催
2024/06/25
8月27日から12日間、国際フィールドワーク(オランダ)に学生たちが参加しますが、今回は8月30日にアムステルダム自由大学にて「高齢化社会」Aging Societyに関する4テーマについて発表することになりました。
この企画はアムステルダム自由大学教授 Prof. Theo Kokenが制作した映画 「100 Year Life」をもとに、両国の学生たちが高齢化問題を若者の視点から考察します。この映画作成時には名城大学経済学部で協力し、天白キャンパスでも撮影し、当時の学生たちも出演しています。Prof. Theo Kokenとのつながりから、今回のオランダでのワークショップ開催となりました。
現在、学生たちはプログラムに沿って、次の4テーマ「日本の若者の人生設計と高齢化社会への意識」「オランダと日本の年金制度比較」「日本の高齢化社会における高齢者問題対策案」「オランダと日本における認知症施設と対策」について、英語でのプレゼンテーションを作成練習中です。現在オランダ現地では参加者を募集中です。詳しくはコチラをご参照ください。
名城大学経済学部SDGsアイデア発表交流会を開催
2024/07/04
7月3日(水)15:00~18:00 N202にて、名城大学経済学部SDGsアイデア発表交流会を開催しました。
本発表会は経済学部の佐土井研究室ゼミ学生による企業との交流イベントで、学生たちが考えたSDGsアイデアを企業の経営者や採用担当者の方々に対して発表し、コメントやアドバイスをいただくものです。企業と学生の相互理解のための機会として、研究発表後に企業の方々と意見を交換する交流会も併せて実施しました。
今年は30社の企業から合計50名の方々にご参加いただき、学生たちにとって非常に貴重な機会となりました。
その後、学内会場にて懇親会を開催し、学生たちは多くの企業の方々と立食形式で和やかな懇談の機会も持てました。
ベトナム研修 ハノイ経営工科大学との学生ワークショップ報告
2024/08/21
8月3日~8日までベトナム研修として経済学部学生45名がハノイ経営工科大学での両学の学生ワークショップに参加し、地域イノベーションアイデア提案7件を英語でプレゼン報告しました。
ハノイ経営工科大学と名城大学は学術交流協定を2016年に締結し、両大学の学生研修を6回実施してきました。今回は附則の締結も加え、今後も両大学の学術交流の継続を約束しました。ハノイ経営工科大学が今までの名城大学との学術交流に加え、今回の研修も追加した両大学の活動記録映像を作成されましたので紹介いたします。
ベトナム:ハノイ経営工科大学学生とともに古都ホアルーにおける観光?地域イノベーション体験討議
2024/12/09
8月4日?5日 ベトナムHoa Lu ベトナム世界遺産「古都ホアルー」を経済学部45名とハノイ経営工科大学観光学部学生8名とで訪問した。ベトナム学生たちの案内や説明を受けながら、古都ホアルーの自然?歴史遺産がいかに近年地域観光イノベーション化を図っているのかを共に体験し、ディスカッションした。
ホアルーは当時の中国王朝による支配から脱し、ベトナム初の王朝を建国した丁朝(ディンチョウ)で、その首都は、せり立つ数々の岩山を自然の城塞とし、豊かな自然と水に囲まれた美しい地である。ボートで自然要塞を体感しながら歴史と自然、現在の観光資源を考える良い機会となった。
ベトナム ハノイの企業における地域イノベーション研修
2024/12/09
経済学部学生45名が8月6日(月)9:00~18:00にハノイ郊外にある企業2社を訪問し、
ベトナム企業の企業内イノベーションの実例やイノベーションをいかにして進め、現地社員のモチベーションアップにつなげるかについて、
研修?対談をしました。
1社目はSumi Vietnam Wiring Systems Co. Ltd. (Thanh Liem Factory) (住友電装の現地法人), 2社目はDAIAN(ベトナム人社長による100%ベトナム企業)で、それぞれ、日系企業、ベトナム企業での企業内の考え方、イノベーションの進め方、働き方等について学びました。
今後日越関係は重要になるので、学生たちにとって貴重な機会となりました。
トンガリ主催「アイデアピッチコンテスト2024」において経済学部の岩佐真央さんが2つの賞を受賞しました。
2024/12/09
経済学部からSDGsアイデアの3チームが2024年のアイデアピッチコンテストに応募し、1チームが受賞しました。
2024年のアイデアピッチコンテストには、184件のエントリーがあり、その中から2024年11月9日(土)、15チームによる『アイデアピッチコンテスト2024 決勝戦?ファイナル?』が行われ、審査員による協議の結果、各賞の受賞チームが決まりました。
経済学部佐土井ゼミから出場した岩佐舞音さんが、SMBC日興証券賞とオーディエンス賞の2つ受賞しました。
■SMBC日興証券賞?オーディエンス賞
申請代表者:名城大学 岩佐 舞音
チーム名:ごくごく
テーマ:大学内にウォータサーバー導入で誰もが我慢せずにごくごく水を飲めるように!