大学概要【2024年度実施分】ナゴヤドーム前キャンパス西館2階における「人がみえる本棚」設置による社会連携コミュニティ創出の取り組み
社会連携センター
2023年5月に新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが移行し、センターが管理する社会連携ゾーンshake(ナゴヤドーム前キャンパス西館2階)および西館2階全体の利活用の推進が求められています。社会連携センターでは、多様なステークホルダーとの共創を図る一助とすべく「人がみえる本棚」を通した社会連携コミュニティづくりを実施します。
ACTIVITY
本棚ディスプレイに向けた話し合い
2024/12/24
ナゴヤドーム前キャンパス西館2階に設置された壁面本棚スペースの利活用について、2024年度前半に社会連携センターで検討?計画が行われ、年度後半の11月から本格的な話し合いが始まりました。
11月には、主に本棚ディスプレイの具体案について議論を進めました。学生同士で魅力的な書籍の配置方法について意見交換を行い、設置図面を活用しながら実際のディスプレイ練習を繰り返すことで、実現可能なアイデアを模索しました。
ディスプレイ案の検討にあたっては、複数の人が「棚主」として書棚を共同で運営する「シェア型書店」の事例や、一箱本棚オーナー制度を導入した私設図書館「みんなの図書館(みんとしょ)」の事例を参考にしながら、より多様で創造的な活用方法を模索しました。
社会連携フォーラムでの企画展示
2024/12/24
2024年11月28日、ナゴヤドーム前キャンパスにて、社会連携フォーラムが開催されました。
アフターコロナの現代において、「人が集う場」の本質的な価値が改めて問い直される中、「ゆるく つながり 創りだす -リアルな場に集うことの価値」をテーマに掲げて行われました。
第二部は、同キャンパス内の「社会連携ゾーン shake」で実施され、壁面本棚を活用した企画展示のお披露目が行われました。この展示は、学生団体「もじもじ」(Enjoy Learning プロジェクト2024採択団体)とのコラボレーションによるもので、当日は彼らが企画?運営したワークショップから生まれた文学作品を中心に、書籍の簡易ディスプレイが展示されました。
社会連携ゾーンshakeでのイベント実施
2024/12/24
2024年12月9日、ナゴヤドーム前キャンパス西館2階の「社会連携ゾーン shake」にて、イベント「普通じゃない図書館をつくった話をしよう。」を開催しました。
本イベントは、「本のある空間」について先駆的な取り組みを行ったゲストの事例から学ぶことを目的としたものです。
ゲストには、私設図書館「みんなの図書館(みんとしょ)」を提唱された土肥潤也さん(一般社団法人トリナス代表理事)と、自動車図書館や絵本サロンの設立に携わった本学教員の谷田真准教授をお招きし、それぞれの実践や経験についてお話しいただきました。
イベント後半では、「人がみえる本棚」の活性化に取り組む学生グループ「サカバンブックス」による、本棚ディスプレイに関する現在の活動報告も行われました。
当日は30名近い参加者にお越しいただき、終始熱気に満ちた場となりました。