大学概要【2024年度実施分】産学連携によるキャリア教育教材ゲームの共同開発

経営学部

産学連携によるキャリア教育教材ゲームの共同開発
実施責任者:五十畑 浩平

変化の激しい現代社会においては、生涯にわたって自身のキャリアデザインを行っていく必要があるが、その第1歩となる自己理解に関しては、就職を除いて実践する機会が少ない。そこで、キャリア理論の観点を生かして、各種性格診断などを分析し、それらをもとに、楽しみながら自己理解できる教材ゲームを、連携企業と協力しながら産学連携で開発することをめざす。

ACTIVITY

ゼミ内でのゲームの実践

2024/08/21

2024年4月、ゼミ内で開発中のゲームを3グループに分かれて実践しました。2年生を新たにゼミに迎え入れた新学期に、このゲームを活用することで、楽しみながらお互いの性格を知れるいい機会となりました。一方で、2学年あわせると30名近くになる大人数を対象に、3グループに分けて同時に行うのは、初となる試み。人数が多くなったことにより、プレーヤーに配るコインが不足することになりました。また、初対面のことも多かったため、相手に質問する時間を設ける工夫をしましたが、質問の仕方がうまくいかないこともありました。以上のように、このゲームの効果や可能性をより理解できるともに解決すべき課題も明らかとなりました。

ゼミ内でのゲームの様子(1)

ゼミ内でのゲームの様子(2)

オンラインでの打ち合わせ

2024/08/21

2024年6月、本事業の協力企業であるソフィア社(https://www.sofia-inc.com)の築地さんと学生とがオンラインで打ち合わせを行いました。

学生からは、4月に行われたゼミ内でのゲームの実践経験から得られた成果や残された課題などを報告しました。それを受け、築地さんからは「実際にプロトタイプを作ってみることが重要」など、課題解決にあたっての適切なアドバイスをいただき、今後の励みとなりました。

オンライン会議の様子

教材ゲームのブラッシュアップ

2024/08/21

2024年7月、先月のオンラインでの打ち合わせを踏まえ、ゲーム中に発見された課題の解決にむけ、アイデアを出すとともに、実際にプロトタイプを作るなどブラッシュアップの作業をゼミ内で進めてきました。特に、課題のひとつである相手への質問に関しては、あらかじめカードで質問を用意することを考案し、質問項目を考え、実際にプロトタイプを作成しました。また、これまでの活動の成果を1枚のポスターにまとめ、8月のオープンキャンパスの際に発表しました。

ブラッシュアップ作業の様子(1)

ブラッシュアップ作業の様子(2)

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