大学概要【2024年度実施分】折れた木製バットのアップサイクル企画を通じたSDG's達成への参画

経済学部

折れた木製バットのアップサイクル企画を通じたSDG’s達成への参画
実施責任者:伊藤 志のぶ

SDG’s のNo14、No15を念頭に、「木を切らずに人の役に立つ木製品を作る」プロジェクトを立ち上げましたが、木工加工の技術を持つ愛知県立名古屋聾学校のインテリア科の生徒と話し合ううちに、貧困に窮する子供たちに食料や教育を届けたいと考えるようになりました。SDG’sのNo.1やNo.4に関連付けた作品を作ります。

ACTIVITY

名古屋聾学校文化祭(10月26日)、名城大学祭(11月1日?2日)の準備が整いました。

2024/10/25

名古屋聾学校の文化祭と名城大学の大学祭を目標に、折れたバットから作品作りをしてきましたが、10月25日(金)は聾学校で文化祭の準備をしました。作品を並べ、値札をつけ、収益の寄付先について名古屋聾学校インテリア科の専攻科生と、本学経済学部の学生が話し合いました。
その結果、今年度の売り上げは能登半島の震災と水害の義援金として寄付することになりました。

バットのイーゼルでパネル展示し、寄付についてお知らせしています。

今年の新作は、バットの形状を利用したハンガーです。

カンナでバットを削り花びらを作りました。

専攻科生と一緒に班の作品「宝箱」の仕上げをしています。

11月23日(土)アビリンピックと同時開催のワークフェアに、中日ドラゴンズ選手のご協力を頂き、名古屋聾学校と共に出展しました。

2024/12/05

セントレアにある愛知県国際展示場(スカイエキスポ)で障害者技能五輪「アビリンピック」が開催されました。同時に、アビリンピックや障害者雇用の実情を知って頂くための催事があり、私たちもブースに出展し、折れたバットから制作したキーホルダーやフォトフレームなどを販売しました。当日は9:30から、中日ドラゴンズの福敬登投手と聾学校の生徒との交流を紹介するトーク?ショーもあり好評を博しました。ブースでは、作品の販売と合わせて、このような交流の様子やこれまでの活動内容を展示し、訪れた方々に見て頂きました。

お店の看板には「愛知県立名古屋聾学校/名城大学」と共に「協力 中日ドラゴンズ」とあります。

来て下さった方、一人一人に活動や作品の説明をしました。

1月29日(水)中日新聞本社にある中部善意銀行で寄付金の贈呈式がありました

2025/01/31

 2024年度は、名古屋聾学校文化祭、名城大学大学祭、ワークフェア、洒落CAFE名古屋(日進市)において『能登半島の被災地への寄付』を目標として、グッズの販売、ワークショップの実施、募金箱の設置を行ってきました。ご参加下さった皆様の御志は合計¥123,813-となりました。皆で寄付先を探し、寄付金の使途について希望がある場合は申請することができると分かったため、中部善意銀行に寄付をさせて頂きました。
 1月29日(水)15時から寄付金の贈呈式が行われ、折れたバットから作られた「目録」と「木箱」に入った寄付金が、名古屋聾学校インテリア科の望月秀都さんと名城大学野球部(経営学部3年)の山本淳喜さんから善意銀行の鈴木長明常務理事に手渡されました。

木製の目録と寄付金を入れた木箱
折れたバットから作られました。

寄贈されたアルコール消毒液のスタンドも一緒に記念撮影
同様のスタンドは天白校地北講義棟2階にもあります。

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