大学概要【2024年度実施分】農業系未利用資源の活用による食品製造の体験実践プログラム

農学部

農業系未利用資源の活用による食品製造の体験実践プログラム
実施責任者:中尾 義則

本取り組みでは圃場の管理作業の体験や,農業系廃棄物の利用可能性を探索します.
農業収穫物を得るためには多くの管理作業があり,その中で枝葉や果実が多く廃棄されます.今回は樹形維持のため切除する枝葉の活用や加工品の開発を試みます.初年度はブドウ葉で茶を作り,その独特の風味を体感しました.次は樹種の幅を広げた試作を進めます.これらを学生自身で工夫し解決していきます.

ACTIVITY

宇治の茶関連施設の視察と茶作り体験

2024/08/05

希望学生と宇治にある茶の博物館と体験館に行ってきました。茶葉の違い、茶の違い、加工方法の違いを学びました。その後に手揉み茶とほうじ茶の作り方を体験しました。これを生かして、これから様々な木々の葉の茶作りが始まります。

チャ見本園の見学

煎茶作り体験

ほうじ茶作り体験

茶作りと試飲 1回目

2024/08/22

実際に未利用資源(せん定枝)を使った茶作りを試してみました。一つはブルーベリーの葉を乾燥させた粉茶と試飲、二つ目はウンシュウミカンの葉の煎茶です。この煎茶は葉が柔らかくならず、揉むまでの条件を見つけることに苦労しそうです。今後、他の樹種も試す予定です。

ブルーベリーの葉を乾燥させ、粉末にして試飲。ブドウの葉の茶より飲みやすいとの感想が多い。

せん定したウンシュウミカンの葉を利用。

ウンシュウミカンの葉を蒸すが、固く苦戦中。

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