大学概要【2024年度実施分】高大連携、国際企業からの課題解決型プロジェクト

外国語学部

高大連携、国際企業からの課題解決型プロジェクト
実施責任者:西尾 由里

高校生と大学生がチームを組み、国際企業からのリアルな課題に対しての解決策をプレゼンテーションすることにより、英語を使い、グローバルな視点に立ち、活躍できる人材育成を目指しています。様々な年齢、文化背景の違う企業や学生同士が、相互に協働することで、新たなコミュニケーションを創設し、新たな学びを構築できます。さらに、コミュニケーションの方法として、対面および、ZOOMなどで行うため、ICTの知識と技術を身に着けることがでます。


ACTIVITY

大学生と高校生の協働学習

2025/02/07

 外国語学部は2024年4月から附属高等学校の学生(澤田教諭指導)とチームを組み、シンガポールに本拠を置く国際企業から提示された課題を解決する「高大連携」のプロジェクトを進めてきました。学部生は「基礎演習Ⅱ(高大連携プロジェクト)」(西尾教授)の講義を通して世界企業の理論的枠組みや企業の経営戦略を学び、高校生はその内容を共有し、チームとなって課題解決のアイデアを模索、検討をしていきました。授業内でのZOOM、あるいは課外で、夜遅くまでチームで議論を重ねてきました。

大学生同士で資料を調べる様子

高校生とZOOMでディスカッションをする様子

名城大学附属高校生がナゴヤドームキャンパスに来校
大学生と協働学習

2025/02/07

 通常の高校生と大学生の活動はZOOMを中心としているが、6月3日(月)には、第一次提案準備ということで、ナゴヤドーム前キャンパスに附属高校20数名が来校した。MPatioで昼食をとり、図書館を見学、グローバルプラザでの英語でのワークショップの参加をし、大学生の生活を体験した。その後、大学生と高校生は、国際企業からの課題である「八丁味噌」と「柚」商品の市場調査のため、イオンへ出かけ、調査結果をまとめた。
 高校生と大学生は互いの親睦を深めるとともに、対面で議論が深まったことを再認識した。

MPatio での食事の様子

図書館見学

グローバルプラザでの説明を聞く様子

グローバルプラザでのワークショップの様子

イオンでの市場調査

協働授業の様子

最終提案での学び

2025/02/07

 7月1日(月)には、最終提案をナゴヤドーム前キャンパスDS402、DS411、DS412の3か所で、外国語学部大学生と附属高等学校生がチームごとに、シンガポールの国際企業とオンラインで結び、課題解決のためのプレゼンテーションを英語で行った。当日は小原学長をはじめ大学教職員、また他高校教員の参加があった。
 愛知県を代表する日本の特色ある製品である八丁味噌と柚商品をどのようにシンガポールへプロモーションを行うか、データや企業へのインタビューの結果を交えて、英語でプロモーションを行った。シンガポールの現地での食べ物の思考に合わせて柚製品を考えていくという提案が1位となったが、どの提案も説得力のある質の高いものとなった。英語での質疑応答も的確に答えることができていた。大学生は高校生に対してどのようにリーダーシップをとっていくかを常に考えることで非常に成長できたようである。

最終提案の様子

全体のZOOM集合写真

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ