大学概要【2024年度実施分】海外の高校との協働研究及び研究成果発表会などの教育活動支援
附属高等学校
海外でのフィールドワークを行い、現地の高校生とディスカッション、プレゼンテーションを実施することにより、異文化との摩擦、価値観の異なる他者との協働を通して国際感覚豊かな発信力を備えたグルーバル人材の育成を支援する。
ACTIVITY
Global fieldwork in Taiwan説明会?事前学習①
2024/07/12
Global fieldwork in Taiwanは2016年度に始まり、途中コロナ禍による3年間の休止がありましたが、今年度で6回目の開催となります。当初はスーパーグローバルハイスクール(SGH)の一環として実施しましたが、その後、国際化推進センターの高大連携活動として衣替えをし、昨年度からは附属高校の独自プログラムとして実施しております。6回目を迎えた今年度は、国際化推進センターと経営学部田中教授の支援を受けて実施します。この研修を通して、生徒がこれまで以上に多様な価値観を常に念頭に置いて物事を考えられるようになってくれればと考えています。
5月7日の説明会には35名の生徒が集まり、12名の生徒の参加が決定しました。6月7日の事前学習では、台湾台中市で現地の学生と協働で実施する探究活動についてのレクチャーを受けました。
Global fieldwork in Taiwan事前講義①
2024/12/19
7月19日(金)に経営学部の田中教授を附属高校にお招きして、Global fieldwork in Taiwanに参加する生徒にフィールドワーク(FW)の意義や台湾についてのレクチャーをしていただきました。
キャンパスを出て現地に赴き、現地の方と一緒に課題解決や価値創造に取り組むことによって、オンラインでは気づけないこと、発見できないことに触れられるというFWの意義や、FWを成功させるためには事前の調査や準備がどれだけ大切かというお話をうかがい、生徒たちは、これから自分たちが参加する研修の意義を改めて実感しているようでした。
また、台湾については、地理?経済について学び、祖父母世代が考える日本と台湾との関係とは大きく異なっている現在の状況を学びました。さらに、日本と台湾の相違点や類似点、台中市の特徴を学びました。
本格的なフィールドワークを実施するのも台湾に行くのも初めての生徒がほとんどなので、今回の講義は生徒たちにとって、FWのテーマを考える上で、とても良い示唆を与えていただいた講義となりました。
Global fieldwork in Taiwan事前講義②
2024/12/19
12月16日(月)に経営学部の田中教授と訪問先の台中科技大学で日本語の教鞭を執られた経験をお持ちの武藤先生、それから台湾で現地サポートをしていただく経営学部の学生さん3名を附属高校にお招きして、台中市内で実施するフィールドワーク(FW)について、テーマの確認、調査対象、方法などについて、最終的な打合せをしました。
今回のGlobal fieldwork in Taiwanでは「台湾と日本における方言への意識」、「職業における男女格差(企業や学校など組織における。給料、昇進、育児休暇など)」、「子どもを焦点とした防災への備え(モノ、コト両面から)」の3つのテーマについて、アンケートを中心に調査を行い、日本と台湾の現状を比較し、相違が生じる原因や背景について考察したいと参加生徒たちは考えています。
テーマごとに3グループに分かれ、田中教授と武藤先生のご助言をいただきながらサポーターの学生さんにファシリテートしていただき、FW計画を立案しました。このFW計画を台湾で一緒にFWを行う台中科技大学の学生さんと共有し、関係各所への事前連絡等の現地での準備を進めていただきます。