8月31日、ナレッジキャピタル (カンファレンスルームタワーC、グランフロント大阪 北館) にて、リバネス主催の「超異分野学会2024 大阪?関西大会」が開催されました。台風10号が迷走しても主催者側に迷い無し、私たちもその意を汲んで前日には大阪入りしました。開会にあたって「さあ、研究だ！」の声出しから始まりました。熱いです。私たちは、「廃瓦資材が食用サボテン栽培に及ぼす影響」についてポスター発表しました。さすがに台風の影響で欠席のグループもいくつかありましたが、普段の学会とはまた違う活気があり、有意義な大会だったと思います。「タウリン」良いかもしれません。「たこ焼き」あなどれませんね。

　名古屋の喫茶店を探訪するなら，まずは行かねばなりません．名古屋が世界に誇る喫茶店，「喫茶マウンテン」．私たちは，新しく考案した「CAMCAM (カムカム)*トースト」を携えて，マウンテンを訪問しました．そして，マスター (店主) と奥様に販売の相談をさせていただきました．お二人とも親切に相談に乗っていただき，一週間後にはマウンテン色に染められた新メニューに生まれ変わり，数量限定で早速コラボ販売が実現しました．なんと，食材のサボテンは，店先で栽培しているサボテンが使われています．さすがいつも一歩先行く独自性です．ただ，たくさんの人がお店に集まるのは，風変りのメニューだけでなく，マスター夫妻のやさしい人柄にもあるのかもしれません．この度はありがとうございました．またお店に行きますね．
　*CAM (カム) は植物の光合成炭素代謝機構の一つであり，このような光合成を行う植物をCAM植物と言います．私たちの新メニューには，同じCAM植物であるサボテンとパイナップルを使用していることから，メニューにCAMCAM (カムカム)と名付けました．

　今年度から私たちは，ネクスコ中日本のサービスエリア事業部の皆さまと協同して産学連携事業に取り組んでいます．その目的は，「高速道路網を通じた食用サボテンの普及」です．春先から打合せを重ね (写真1,2)，夏にはその普及拠点となる内津峠PA (うちつとうげパーキングエリア，春日井市) を見学しました (写真3)．そして，11月22日(金)と23日(土)において，内津峠PAの利用客に対して，食用サボテンについてのアンケート調査を実施しました (写真4, 5, 6)．また同時に，春日井市内の店舗で販売されている，サボテンを使用した菓子類を配布し，春日井特産の食用サボテンをアピールしました．春日井サボテンの知名度や客層の動態を知るうえで大切な情報となり，今後の活動に役立てていく予定です．アンケートにご協力していただいた皆さま，そしてサボテン商品を提供していただいた「御菓子処美濃屋」，「春日井さぼてんラボ＆ショップ こだわり商店」の皆さま，ありがとうございました．

　11月26日－28日の期間，東京ビッグサイトにて，農林水産省主催のアグリビジネス創出フェアが開催されました．今年も参加しましたよ！ 今回のフェアでは，「みどりの食料システム戦略」ゾーンのブースにおいて，食用サボテンの普及活動について紹介しました．私たちのブースには多くの人が興味をもって来店されました．また，昨年に知り合った人に再会したり，お隣のブースの人たちとも声を掛け合いながら，出展者同士の輪も広がっています．ご来店していただいた皆さま，ありがとうございました．私たち「ノパルノ研究室」を今後ともよろしくお願いします．

　東京ビッグサイトでの開催に続き，12月5日(木)には，「アグリビジネス創出フェア2024 in 東海」が，名古屋大学?野依記念学術交流館 (名古屋市千種区) で開催され，多くの人で賑わいました．私たちは，ここでも食用サボテンの普及活動について発表しました．私たち以外にも2つのブースで食用サボテンに関して出展されており，「食用サボテン」はたくさんの人に印象付けられたのかもしれません．私たちのブースにご来店していただいた皆さま，ありがとうございました．もっともっと東海地区から盛り上げていきたいと思います．私たち「ノパルノ研究室」を今後ともよろしくお願いします．