大学概要【2024年度実施分】電気電子工学分野におけるSDGs達成研究活動

理工学部

電気電子工学分野におけるSDGs達成研究活動
実施責任者:村上 祐一

本取組では電気電子工学分野からSDGsに対して何ができるかを考え,カリキュラム以外の時間において,参加学生自らが考えたSDGsを達成するための研究を遂行します。目標は年度末に開催される研究会での発表です。本取組のコミュニティは,電気電子工学科の参加学生,院生および教員から構成され,連携を密にすることにより参加学生の学習意識や就職意識に良い刺激を与えたいと考えています。

ACTIVITY

電気を利用した小型液体殺菌装置の開発

2024/11/07

 3年生1名が電気を利用した小型液体殺菌装置の開発に取り組んでいます。現在,電気を使った液体食品の殺菌の研究が進められており,牛乳等では既に実用化されております。今回は,電気電子工学科の学部3年生講義の「高電圧工学」の教科書を参考にしながら,高電圧発生回路を作製しました。目標は,乾電池程度の電源から高電圧を発生させる電源を作製し,誰でも簡単?安全に液体を殺菌できる装置を作製することです。今回,高電圧電源を作製することができたので,次は殺菌実験を実施する予定です。

作製した高電圧発生回路

電圧測定をする様子

中学校向けの電気学習教材の作成

2024/12/03

 電気電子工学科学部生が,パワーアカデミー主催「第7回電気工学教材企画コンテスト」への作品応募を目標として活動しています。今回の教材テーマは「電気の大きさ」です。今回は2グループに分かれて教材を作成しています。「中学生にもわかるように」ということで,電気の流れを金属球や水に例える教材を作成し,電気をどのように例えることで中学生がイメージできるかについて,各チームで議論してします。この教材作成を通して,参加学生自身も「電気」について考えることになり,多くの気づきもありました。

釘を打ち付けた板に金属球を転がす教材。打ち付ける釘の本数を変えて,電気の流れやすさをイメージさせます。

水の流れを電気の流れに例えて,電気を分かりやすく伝える教材の作製

講義スライド作成中

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