大学概要【2024年度実施分】アントレプレナーシップの育成による自律的キャリア形成支援
附属高等学校
アントレプレナーシップ(起業家精神)の育成をめざすサロン的学習や講座の開催、探究活動の展開により、自ら行動を起こして課題発見や価値創造に取り組むマインドやスキルを高める。校内での活動にとどまらず、様々な団体と連携して交流や学びの場を提供する。
ACTIVITY
アントレ講座~自己紹介ワークを創ってみる~
2024/06/20
自己紹介ワークを考え実践する生徒たち
アントレプレナーシッププログラムの第一弾として、6月18日(火)の授業後、今年度のMS-26「アントレプレナーシップ講座」が始まりました。6月11日に行った説明会での「0から1を生み出してみよう!」との合言葉から、意欲を持った約20名が集いました。
まずは身近なところから新しいことを創ってみようということで、記憶に残る自己紹介ワークを考案しました。参加者はグループに分かれワークを検討し実行してみました。
あるグループは自分の名前、好きなものをそれぞれカードに書いて「かるた」のように遊びながら互いを知るワークを考えました。まず、各自が書いた自分の名前カードと好きなもののカードを使って簡単に自己紹介をし、その後「かるた」を行う要領で、読み手が名前のカードを読み、グループの人たちは読まれた人の好きなものが書かれたカードを取り合うといったものです。次のターンでは、読み手がそれぞれの好きなものが書かれたカードを読んで、グループの人たちは名前カードを取り合いました。何回か繰り返すことでグループの人の名前、好きなものが楽しみながら印象に残っていくというワークとなりました。今後、さらに改良したワークをYouTubeなどで発信してみようと考えています。
“映画監督に学ぶ”インタビュー映像のつくり方
2025/01/21
F.ラボ(Film Educatiom Lab)代表山﨑達璽監督を講師として、「“映画監督に学ぶ”インタビュー映像のつくり方」のワークショップを開催しました。
このワークショップでは、マイクや三脚の使い方や効果的な質問をするテクニック、想いが伝わる編集の仕方などを100分間で実施しました。また、映像制作の作業フローやプロの発想を学び、将来ビジネスの場でも活用できる“大人のスキル”を身につけることを目的としました。
当日は、ピンマイクを取り付ける方法から始まり、「インタビュー映像の制作体験を通して『ちょっとプロっぽくなる』」ことをゴールとして、①客観的なインタビューの撮影ができる②意図が伝わる編集ができる③作業フローに沿って効率的に作業ができる の3つの視点から構成し、最後には制作したインタビュー映像を上映しました。
ピンマイクの付け方一つから、プロの視点を感じることができ、ただ身に付けるだけでなく、映像に映った時の映り方まで意識をするなど生徒たちは、『本物』を体験することができました。
プロジェクトの「壁打ち」をしてみよう
2025/01/30
この取り組みでは、アントレプレナーシップ(起業家精神)の育成を目指すサロン的学習や講座を実施し、自ら行動を起こして課題発見や価値創造に取り組むマインドやスキルを高めることを目指しています。今回は、すでにプロジェクトを始動させている生徒たちが、起業家の宮脇裕貴氏に自分たちが考えているプロジェクトについて、いわゆる「壁打ち」を行いました。参加者のうち1年生の生徒は、子供たちが英語に親しむ場所を作っていく上でどのように企業、各種団体と結びついていったらよいのかについて、自分が今考えていることを宮脇氏へ「壁打ち」を行いました。また2年生の生徒は、高校生が相談者となって中学生の悩みを相談するサイトの立ち上げについて、その運営に関わる内容について「壁打ち」を行いました。宮脇氏からは、企業、諸団体がどのような視点をもって様々の社会貢献活動をおこっているのか、それらの組織とはどのような糸口から繋がっていけるかについて、高校生が相談サイトを立ち上げる上で、相談を受ける高校生がどんなことに留意するべきなのかなど、起業家の視点からお話をいただきました。「壁打ち」に参加した生徒たちからは、自分が考えているプロジェクトの実現に向けて、さらに前向きな気持ちを持てたとの感想が聞かれました。