経営学部は9月22日、天白キャンパスで講演会「世界を駆け抜ける女性起業家(アントレプレナー)―アフリカ自転車縦断からルワンダでのレストラン起業までの軌跡―」を開催しました。「MS-26推進支援事業」の一環として開催され、約200人の学生が参加し、熱心に聴講しました。
協議員である瀬川新一教授のあいさつと趣旨説明に続き、五十畑浩平准教授が講師の山田美緒さんの略歴を紹介。講演では、学生時代の様子に始まり、アフリカ自転車縦断を実現させるための取り組みや秘話、ルワンダでの日本食レストラン経営のやりがいや苦労話など、山田さんの類いまれな行動力や発想力に裏打ちされたエピソードが紹介されました。
参加した学生からは「アフリカに行くために、自分なりに問題解決して、周りの人を説得したというのに大変感銘を受けた」「みんなが乗っている自転車で、こんなに夢、世界が広がるのはすごい」「行動力にとても感銘を受けた。私も残りの大学生活で何か夢に向け挑戦したい」といった声が寄せられました。質疑応答も活発になされ、盛況のうちに講演会を終えました。

経営学部は10月20日，MS-26推進支援事業（キャリア形成事業）の一環として，講談師の一龍齋春水氏をお招きし，「声優から講談師へ，そして…」をテーマに本年度二回目の「輝く女性講演会」を開催しました。
一龍齋さんは，「宇宙戦艦ヤマト」のヒロイン森雪役，「銀河鉄道999」ガラスのクレア役，「名探偵ホームズ」ハドソン夫人役，「シティー?ハンター」野上冴子役など，「麻上洋子」の名で日本を代表する声優として活躍され，現在は声優業とあわせて，「一龍齋春水」の名で講談師としても活躍されています。
講演では，当時はまだ珍しかった声優になるための努力や，役になりきることの面白さなどから始まり，講談師を志すきっかけなどを紹介され，自分のやりたいことを仕事にするためのアドバイスを経験を交えて熱く語られました。
一般の方も多く参加された講演会は，時折，拍手も上がりつつ，盛況のうちに終わりました。

経営学部は12月19日， MS-26推進支援事業（キャリア形成事業）の一環として，1級色彩コーディネーターの資格を持つ饗場（あいば）由里さんを講師にお招きし，「カラーコーディネーターという仕事～フリーランスで働くという選択肢」というテーマで本年度3回目の「輝く女性講演会」を開催しました。
近年，色彩は店舗や商品開発，ファッション，インテリア＆エクステリア?デザインなど，幅広い分野で重要なマーケティング手法となっていますが，饗場さんはカラーコーディネーターという仕事を「ヒト?モノ?空間を『色』を使ってプロデュースする仕事」と定義し，実演を交えながら，一般の個人を対象としたカラーコンサルティングという仕事について詳しく説明されました。
また，企業等に雇用されず，自らの才能やスキルを活かして個人事業主として働く「フリーランス」という働き方について，自らの経験を元に，そのやりがいなどについて話をされ，講演に参加した約180名の学生に対して，「広い視野とチャレンジ精神を持って，自分に合った働き方を見つけてください」と述べられました。

経営学部は12月22日、天白キャンパスにて講演会「毛織物製造メーカーで紳士物の服地作りに携わる」を開催しました。約50人の学生が参加し、熱心に聴講しました。

協議員である瀬川新一教授が講師の輿石真理子さんの略歴を紹介。講演では、輿石さんの学生時代の話から始まり、現職である御幸毛織株式会社（名古屋市西区）での取り組みやこだわり、生地作りの魅力や楽しさ、一宮尾州地区は毛織物の世界三大産地の一つであることなど、毛織物製造におけるやりがいや苦労話などが紹介されました。参加した学生からは「機能性が素晴らしい日本製の生地は外国では需要があるのか」「女性ゆえに苦労したことはあるか」「今後のAI導入など、労働者不足に対する業界としての新たな取り組みはあるか」といった質問が出されるなど質疑応答も活発になされました。

最後に、輿石さんは紳士服について「スーツはパスポートと同じ。言葉は通じなくても身だしなみや振る舞いで印象は大きく変わる。グローバル化していく今の時代だからこそ、装いに気を配ることが大切」と結び、盛況のうちに講演会を終えました。

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