大学概要【2018年度実施分】キャリア形成事業
経営学部
近年,女性の社会進出や長時間労働などが大きな社会問題となっています。講義?ゼミナール?企業実態調査の「三位一体」による「現場触発型教育」に取り組んでいる経営学部では,2018年度,愛知県社会保険労務士会と連携して,「働き方改革」や年金,メンタルヘルスなどについての講演会や,幅広い女性講師による「職場で輝く女性講演会」を定期的に開催し,学生の「学び」の主体的な気付き?モチベーション向上プログラムの改善を目指します。
ACTIVITY
第1回輝く女性講演会
2018/08/22
経営学部は2018年5月30日、天白キャンパス名城ホールにおいて講演会「女性がキャリアアップしていくためには?」を開催しました。本講演会は、MS-26推進支援事業(キャリア形成事業)の一環でもあります。
本学部の卒業生である講演者の今野由梨さん(オリエンタルモーター株式会社)が、ご自身のプロフィール、就職活動体験、入社動機、仕事内容、業務経歴?体験談、今後の課題について、大変わかりやすくお話しになりました。とりわけ、仕事内容や業務経歴?体験談に関しては、入社以降年度ごとに整理して詳細にご説明いただいたため、受講学生は会社で働くこと、そこで成長することについてリアルにイメージできたことでしょう。
最後に、現役の学生たちに「自信を持つ」、「好きなことを見つける」、「今できることをやる」ようアドバイスがありました。真剣にメモをとる学生たちの姿が印象的でした。
講演会全体を通しての今野さんの威風堂々たるお話しぶり、そして質問への応答ぶりに、彼女のゼミ指導教員であった長尾先生も目を細めておられました。
経営学部「2018年度 第2回輝く女性講演会」を開催
2019/01/29
2018年10月23日,小林クリエイト株式会社総務人事部の髙村遥様を講師にお迎えし,本年度第2回目となる経営学部「輝く女性講演会」を開催しました。
昭和12年,工業用計測記録紙の製造企業として創業した小林クリエイト(旧?小林記録紙)は,刈谷市に本社を置く愛知を代表する老舗メーカーのひとつであり,トヨタ自動車の代名詞とも言える「トヨタ生産方式」を支える「かんばん」や住民票など公的証書などの特殊紙の製造?販売を主力事業としてきました。
一方,近年では環境負荷の軽減などを背景に,急速にペーパーレス化が進んでいるため,現在,同社は各種ソリューションビジネスをはじめ,医療関連事業,植物工場など事業と収益源の多角化を積極的に進めています。
「あなたの知らない印刷会社~印刷会社の役割とは~」と題した講演では,学生にはなじみの薄い製紙業界の特徴を紹介したうえで,同社の新たな取り組みと,新たな事業を生み出す仕事の意義や働き甲斐について紹介されました。
経営学部「2018年度 第3回輝く女性講演会」を開催
2019/01/29
2018年12月4日,フリーランスとして企業向けに販売促進のためのコミュニケーション能力を高める研修などを行うオフィス Yu-Tの堤ゆかり様を講師にお迎えし,本年度第3回目となる経営学部「輝く女性講演会」を開催しました。
近年,不況が長期化するなかで,自社の売上増加やブランド力向上の重要な戦略的手段のひとつとして,多くの企業において「CS(顧客満足)」を高めることが重要視されています。一方,日本における外国人観光客の増加,インバウンド需要の拡大の背景として,日本独自の「おもてなし」の文化が挙げられています。
それでは,社会や市場で求められている「CS」や「おもてなし」とは何か。また,「CS」や「おもてなし」を実現する,実践的なコミュニケーション能力とは何か。
「『おもてなし』を実現するコミュニケーション能力~将来に向けて,いまやるべきこと~」と題した講演では,近年の就職活動において企業が学生に求める資質?能力として常に「コミュニケーション能力」が上位に挙げられている理由や背景について,新入社員向けの研修の実績と経験を踏まえて,学生時代に「いまやっておくべきこと」を具体的に紹介されました。
さらにご講演後は,就職活動を控えた女子学生を対象に,特別に少人数クラスで実践的なマナー講座?研修を実施していただきました。