大学概要【2021年度実施分】挑戦力養成のための学修推進プログラム
薬学部
薬学部では4、5、6年次に卒業論文研究に取り組んでいます。しかし、OSCEやCBT関連授業、6ヶ月間の学外実務実習で、科学的思考力を鍛える学術研究時間を十分に確保することが難しい状況です。そこで、創薬研究に高い関心をもつ4、5、6年生を対象に創薬創発教育プログラムを実施し、研究に対する挑戦的意欲と集中力を醸成し、自信を持って学外で研究成果を発表できるように挑戦力を身につけさせることを目指します。
ACTIVITY
創薬人育成スクール?ビギナーコースに参加
2021/07/12
挑戦力養成に向けた学修活動の一環として、2021年7月1日に東海地区10大学連携創薬人育成スクールのビギナーコースを開催しました。コロナ禍のためにZoomミーティングによるオンラインで講演を実施、講師はエーザイ株式会社筑波研究所の寺内太朗博士で、睡眠障害治療薬の開発物語を拝聴しました。睡眠薬の歴史、睡眠に関わる生理活性ペプチドの機能と働き、その拮抗薬の紹介、そして自ら開発された睡眠障害治療薬についての創薬研究を紹介していただきました。
参加者は、学内外の研究室から5、6年生約50名、大学院生5名のほか、教員20名で、4年生211名は2講義室に分かれてオンライン受講しました。大人数のオンライン講演会は初めてで、とくにビギナーコース生である4年生は緊張していたようで講演後の質問がやや少なかったのが残念でしたが、医薬品開発の最前線研究の様子を学んだことは、これからの学修への大きな刺激となったと思います。
第67回日本薬学会東海支部大会にオンライン参加、研究発表
2021/08/25
学生優秀発表賞を受賞した今井さん
7月3日(土)に名古屋市立大学薬学部で開催された第67回日本薬学会東海支部大会(オンライン開催)に参加し、6年生11名、5年生1名が日頃の卒論研究成果を発表しました。非常に喜ばしいことに、今井友美子さんが学生優秀発表賞を受賞しました(名城大学HP足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐受賞2021/08/02)。
第19回次世代を担う有機化学シンポジウムに参加
2021/10/05
第19回次世代を担う有機化学シンポジウム開催案内
挑戦力養成に向けた学修推進プログラム活動の一環として、2021年5月28日に開催された「第19回次世代を担う有機化学シンポジウム(オンライン開催)」に、5年生が5名、6年生が8名の合計13名の学生が参加しました。このシンポジウムは、薬学領域で研究を行っている大学院生や若手研究者が自らの研究を発表する場で、オンラインで参加した5、6年生は、同世代の大学院生がしっかり研究発表している様子に大いに刺激を受けていました。今後の研究活動へのモチベーション向上につながることが期待されます。
日本薬学会第142年会に参加、研究発表、オンライン配信センターを見学
2022/04/11
日本薬学会第142年会(オンライン)が3月25日?28日に開催され、5年生31名が参加し、そのうち12名が日頃の研究成果をポスター発表しました。すべてライブ配信での発表でしたので、学生発表者はかなり緊張していたようですが、貴重な体験をしました。
今回の学会は名城大学薬学部が主催校でしたので、学外研修活動の一環として参加者全員が、名古屋国際会議場白鳥ホールに設置された巨大オンライン配信センターを訪問し、オンライン学会が実際にどのように運営されているかを見学しました。