大学概要【2018年度実施分】地域企業等と連携(mozo)
理工学部
本プログラムは、地域企業と連携をとりながら、リアルな社会を舞台に、多様な関係者とつながりながら、実践的な学びの場、コミュニティーの場の創出を目指す。特に地域企業が持つノウハウを十分に学びながら、学生たちが関わることで、新たな観点?創造が生まれ、また社会にも貢献しうる成果品をつくる。
ACTIVITY
ひとり読書スペースを内包した本棚づくり?打合せ
2018/12/26
6月5日(火)、学生たちは、企業との最終打合せに、ゼミ室にて臨みました。まずは学生たち制作の模型を使った計画の説明を行った後、企業側から、実際に店舗内に設置するにあたり、「安全性」や「機能性」などについて、リアルな指摘を受けました。大学の授業による演習とは異なる経験を通して、学生たちは机上では難しい学びを得ました。
ひとり読書スペースを内包した本棚づくり?組立と塗装
2018/12/26
6月18日(月)、学生たちは大工さんの協力のもと、ひとり読書スペースを内包した本棚を組立。最後に、学生たちが3グループに分かれて、仕上げとなる塗装を本棚に施しました。今回は人や環境にも優しい塗料を選定し、しっかりと下準備、養生を行った後、刷毛を使って丁寧に塗装を行いました。実際に手を使って作業を行うことにより、学生たちは、「ものづくり」の大変さや、完成したあとの達成感を味わい、これら一連の作業を通して、リアルな「ものづくり」を学ぶことができました。
ひとり読書スペースを内包した本棚づくり?設置とオープニング
2018/12/26
6月30日(土)、学生たちは実際の設置場所となった「紀伊國屋書店プライムツリー赤池店」に制作した本棚を設置した。学生たちも参加した、学生たち推薦の図書を本棚に並べるとともに、ラグやランタンを設置して、ひとり読書スペースとして居心地の良い空間へと仕上げました。また、7月1日(日)には、オープニングとしてトークセッションを実施。学生たちが選書した「人生で最も影響を受けた本」を紹介しました。以上の取り組みを通して、学生たちは、作った後の使われ方に関しても思考を広げる契機となり、デザインだけではない、新たな「学び」を経験しました。