大学概要【2019年度実施分】地域企業と連携(mozo)

理工学部

地域企業と連携(mozo)
実施責任者:谷田 真

本プログラムは、地域企業と連携をとりながら、リアルな社会を舞台に、多様な関係者とつながりながら、実践的な学びの場、コミュニティーの場の創出を目指す。特に地域企業が持つノウハウを十分に学びながら、学生たちが関わることで、新たな観点?創造が生まれ、また社会にも貢献しうる成果品をつくる。

ACTIVITY

商品販売用ポップアップスタンド?デザイン検討

2019/12/10

ポップアップスタンドとその周辺のデザインを検討。

 「飴でコミュニケーション」をテーマに、本学経営学部卒業のご夫婦が営んでいる菓子問屋さんと開始したプロジェクト。飴の出張販売を後押しするため、ポップアップスタンドとその周辺の場のデザイン検討からスタートした。学生たちは、スタンド周りで展開する人の振る舞いをイメージし、それら行為を促す仕掛けを探り、具体的な形へと落とし込みました。このプロセスの中で、日頃の学習成果を生かすとともに、リアルなものづくりの一端を学びました。

スタンド周りで展開する人の振る舞いをイメージし、具体的な形へと落とし込む。

モックアップの制作等を通して、リアルなものづくりを行う。

DIYによるポップアップスタンドの制作

2019/12/20

 ポップアップスタンドとその周辺の場のデザイン検討が終わり、実際に学生たちの手による制作を進め、完成させた。まずは必要な部材を切り出すところから始め、モックアップを繰り返し、組み立てながら改善点を把握、最終形へと至りました。最後は指定された車で、ポップアップスタンド一式が収まることを確認し、無事搬出されました。このプロセスを通して、学生たちは、ものづくりの楽しさや難しさを体得しました。

ポップアップスタンドと周辺備品(ベンチ?立て看板?フラッグガーランド)が完成。

研究室内で部材の加工準備を進める。

仮組みを繰り返しながら、徐々にディテールを詰めていく。

車両を使ってスタンド一式が持ち運べるかを検証

ポップアップスタンドのOPENとワークショップの実施

2019/12/26

 先に完成させたポップアップスタンドを使って、実際に商品(組み飴など)の販売と親子を対象としたワークショップを実施した。最初にポップアップスタンドの組み立て。学生たちは、すでに何度か組み立てているので、手際よく進める。続いて、ワークショップ準備。今回はペロペロキャンディの製造プロセスをトレースし、粘土を使ってその疑似体験をする企画を考えた。そして既存店舗の一角でオープンさせた。学生たちは、実際に商品の販売補助を進めながら、ワークショップに参加した親子をガイド。このプロセスを通して、学生たちは、ハードのデザインだけでなく、その運用といったソフトの大切さも学んだ。

ポップアップスタンドを現場で手際良く組み立てる。

粘土を使ったワークショップの準備も同時に進める。

既存店舗の一角を使って、ポップアップスタンドをオープン!

販売補助をしながら、ワークショップの解説も学生たちが行う。

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