大学概要【2017年度実施分】模擬実験の企画?実施による教育プログラム

理工学部

模擬実験の企画?実施による教育プログラム
実施責任者:上山 智

 本事業は、大学院生?学部生が中心となり、将来的に名城大を志望する中学生?高校生に対して模擬実験や工作教室を企画?実施することで、学生の主体性を養うプログラムである。現在、教員が中学生、高校生に模擬講義を行うことが多いが、その際に、模擬実験もして欲しいという要望が複数寄せられている。これを教員監督のもと、学生が主体的に企画?実施することが本事業の主旨である。具体的には、対象となった中学?高校からの要望調査と企画書作成?提案という準備段階、続いて、その企画を実際に開催する実施段階を経る。これにより、学生の主体性を養うとともに、企業で求められる考え方(要望に対する対応力:コミュニケーション能力)の一部を理解する。

ACTIVITY

名城大学附属高校への派遣

2017/07/18

■派遣先:名城大学附属高校
■実施日:2017年7月4日
■実施内容:
名城大学附属高校で青色LEDについての模擬授業を行った。まず青色LEDの発光原理などの講義が行われた。その後実際に青色LEDウエハを光らせる実験を実施する際に、実験の説明を行い高校生にこの分野の興味を持ってもらう得るような取り組みをした。

■本派遣で得られたことや今後の抱負:
本派遣では、高校生がLEDについての講義および青色LEDを光らせる実験を行った。講義では青色LEDのノーベル賞受賞理由や発光原理などを説明した。また、実験では試行錯誤しながら作った電気回路で青色LEDが発光した際に、多くの学生が喜びの声を上げていた。高校生の理解度や満足度はアンケート結果からも非常に高く、名城大学の青色LEDについての興味が増したと考えられる。今後はさらに多くの高校で模擬授業を行うことで名城大学のブランド力を向上できるものと考えられる。

青色LEDについての講義を行う様子

左:青色LEDを光らせるための回路を半田ごてやニッパーなどを使って作製している様子。右:実際に作製した青色LEDの回路を光らせている様子

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