大学概要【2022年度実施分】絵本の読み聞かせ紀伊国屋書店共同体験プロジェクト

外国語学部

絵本の読み聞かせ紀伊国屋書店共同体験プロジェクト
実施責任者:西尾 由里

西尾ゼミでは、音声及び言語習得について専門的に研究し、理論的な枠組みを勉強した3年生が、子供たちへの絵本の読み聞かせを通して、言語習得プロセスを体験的に学び、地域のコミュニティに貢献することを目指しています。2022年10月には、刈谷市教育委員会と連携し、名城大学、刈谷市総合文化センター、各家庭の3か所をオンラインでつなぎ、幼児を対象に英語絵本読み聞かせ会を開催予定、紀伊國屋書店プライムツリー赤池店、東区図書館へ、デジタルでの絵本読み聞かせ会の実施など検討しています。

ACTIVITY

英語絵本の選定:ビブリオバトル

2023/02/05

 西尾ゼミの3年生を中心とした活動の一つに、地域での英語教育の発展と普及のため、英語絵本の読み聞かせを行っています。ゼミでの第二言語習得と英語音声学についての理論的な学びをフィールドワークを通して、アンケートなどのデータを採取し、研究に結びつけるという目的です。この活動を通して、ディプロマポリシー(DP)の英語運用能力習得と発信力を育成しています。
 今回は秋に実施予定の刈谷市教育委員会との共同プロジェクトである英語絵本読み聞かせ会に向けて、幼児向けの絵本選びのためのビブリオバトルを行いました。まず、一人一人が自分のお気に入りの絵本を選び、その絵本についてのストーリーを説明したのち、自分のコメントを述べ、それを聞いているほかの学生が質問し、それに回答するというものです。その後、それぞれが気に入った絵本に投票しました。

飛び出す絵本を紹介する学生

クリスマスにちなんだ絵本の説明をする学生

名城大学と刈谷市教育委員会との協定プロジェクト「親子で楽しむ英語絵本読み聞かせ講座」のリハーサル

2023/02/05

 名城大学と刈谷市教育委員会との協定に基づき、同市との共催で大学連携公開講座を実施しています。2022年度は12月11日(日)に外国語学部の西尾ゼミの3年生10人がナゴヤドーム前キャンパスから、刈谷市総合文化センターに集まった親子や家庭で視聴している親子に、「親子で楽しむ英語絵本読み聞かせ講座」を開催する予定です。この双方向オンライン(Zoom)での配信を通し、ICTの基礎知識?技術を身に着けることができます。
 その本番に備え、Zoomでの配信の場合は、配信状況、PC、マイクなどの機器のセッティングの確認、刈谷市とのZoomでのやり取りの確認など事前準備のため、11月16日(水)の14:40から16:20、またまた12月4日(日)は、本番と同様の状態でのリハーサルを行いました。名城大学から発信し、刈谷市総合センターでの大きな会場での大スクリーンを通して、視聴者に見せる場合と、各家庭へのZoom配信という3方向でのやり取りに伴う技術的な調整や、Zoomならではのスライド作成や発声の仕方などを学び、大変であることと同時に大きな発見があったようです。

リハーサルの準備が整いDear Santaの絵本読みをスタートする学生

自分達の出番を待っている学生

Dear Santaにちなんだゲームをする学生

Christmas Miceの絵本の読み聞かせをする学生

Christmas Miceにちなんだゲームを提示する学生

名城大学と刈谷市教育委員会との協定プロジェクト「親子で楽しむ英語絵本読み聞かせ講座」の本番当日

2023/02/05

 刈谷市教育委員会との連携事業で大学連携公開講座として、12月11 日(日)10時30分より、11時40分まで、ナゴヤドーム前キャンパス西館2階のレセプションルームから、刈谷市総合文化センター、また刈谷市各家庭へ、西尾ゼミの3年生10人が、乳幼児と保護者を対象に、Zoomを使い、「親子で楽しむ英語絵本読み聞かせ講座」を開催しました。
 この日は、文化センター、オンラインで、約40名あまりの参加でした。学生は『Dear Santa』と『Christmas Mice』のクリスマスにちなんだ絵本2話を読み聞かせ、その絵本に出てくる英単語を当てたり、隠れているプレゼントは何かを当てたりしました。参加した子供たちは、Zoomの画面越しにとても楽しそうに元気よく回答していました。その後、西尾教授による絵本の読み聞かせのレクチャーがあり、保護者の方から、「読み聞かせをするときに発音に自信がないが、どのようにしたらよいか」など多くの質問が寄せられました。その絵本読み聞かせレクチャーの間は、刈谷市総合文化センターに配置されていた2名が、子供たちと一緒にゲームや歌を歌って楽しんでいました。約1時間のZoomでの絵本の読み聞かせでしたが、学生たちは、子供たちの楽しそうな反応があり、とてもやりがいを感じたという感想を述べていました。刈谷市から、好評につき2023年度も実施してほしいとの意向を受けており、状況が許せば、対面での実施を計画する予定です。

当日の飾りつけの様子

刈谷市総合文化センターと各家庭の子供たちがゲームについて楽しそうに回答している様子

刈谷市、社会連携センター関係者及び学生?教員とのZoom写真

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