大学概要【2022年度実施分】被災地の物産品販売を通じたマネジメント実習と復興支援活動
経営学部
2011年3月の東日本大震災をはじめ、近年、わが国では大規模な自然災害によって、地域の経済や企業経営、社会活動に深刻な影響が及んでいます。本プログラムは、マネジメント、マーケティング、会計学など普段の講義やゼミで学習している多様な経営学の専門的知識を活かして、被災地の物産品のチャリティー販売を企画?実行し、より実践的な知識やスキルの習得とともに被災地の復興支援を目指す取組みです。
ACTIVITY
2022年度第一回チャリティー販売を開催しました
2022/08/02
感染防止対策を講じた上での販売活動
7月26日,経営学部が2017年より継続して実施している被災地の復興支援を目的としたチャリティー販売を,感染対策を講じたうえでタワー75二階にて開催しました。
今年度第一回となる販売会では,昨年12月の岩手県への訪問と現地視察の経験を活かして,岩泉町にある観光名所「龍泉洞」の水を使ったサイダーや化粧水,アイシン東北株式会社が地域貢献の一環として販売しているシイタケや菌床のほか,盛岡冷麺,じゃじゃ麺,チョコレート味のサバ缶などを販売し,多くの学生?教職員の皆様にご購入いただきました。
あわせて,7月30~31日に開催されたオープンキャンパスでも,経営学部の特色ある教育活動の紹介としてチャリティー販売を実施,高校生,ご父母の方にお買い求めいただきました。
現在,8月末に学生約30名が岩手を訪問する予定であり,秋には第二回のチャリティー販売を開催する予定です。
株式会社ATグループで岩手?熊本の特産品のチャリティー販売を初開催
2022/12/20
11月29日,本年度より「『産官学』連携による新たなスマートモビリティーサービス事業の創出」事業などを共同で実施している株式会社ATグループ本社(名古屋市昭和区)にて,岩手?熊本の特産品のチャリティー販売を実施しました。
販売を前に11月19~21日には経営学部の2~4回生9名が熊本県人吉市を訪問,足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐2年7月豪雨で大きな被害に遭われた明治10年創業の老舗茶舗?立山商店,同じく明治36年創業の球磨焼酎メーカー?繊月酒造などを訪問し,直接,販売する商品の一部を仕入れてきました。
11月22日の本年度第二回目となる学内販売を経て,29日に開催されたATグループでのチャリティー販売は,本事業として初めてとなる本格的な学外でのチャリティー販売でしたが,11時30分の販売開始早々から多くの方にお買い求めいただき,早々に「完売」となりました。
来年2~3月には本年度の売上から得られた利益分を,それぞれ岩手県岩泉町?熊本県人吉市に寄付する予定ですが,改めて本活動にご賛同,ご協力いただきました皆様に御礼申し上げます。
「第3回SDGsフェスティバルin名古屋丸の内」に参加しました
2022/12/21
12月13日,「中部圏SDGsフェスティバル2022」の共催イベントとして,名古屋東京海上日動ビルディングで開催された「第3回SDGsフェスティバルin名古屋丸の内」に,経営学部の学生5名が参加しました。
当日は,SDGsに取り組んでいる企業?自治体?大学等の活動を紹介する「SDGsまつり」の一環として,本年度よりさまざまな産学連携事業を共同で実施している株式会社ATグループのブースにおいて,岩手県の特産品をチャリティー販売しました。
会場には,同時開催されたSDGsに関する各種セミナー?パネルディスカッションへの参加者をはじめ,SDGsに関心のある多くの市民も集まり,用意したじゃじゃ麺,盛岡冷麺,チョコレート味のサバ缶などは終了時刻前にすべて完売しました。
岩手県岩泉町に寄付金等を贈呈
2023/03/09
3月6日,経営学部の田中武憲教授らが岩手県岩泉町を訪問,中居健一町長に本年度の活動報告を行うとともに,愛知県および岩手県で計5回実施したチャリティー販売から得られた利益の計70,000円を,同町に寄付しました。
さらに,岩泉町公式SNSに投稿された写真などから作成した2023年版のカレンダーと,経済学部山本ゼミ,本学鉄道研究会が製作した旧?JR岩泉線浅内駅のジオラマもあわせて贈呈しました。
中居町長からは,長年に渡る経営学部からの寄付に厚い感謝の言葉を頂くとともに,引き続き旧?岩泉駅,浅内駅の利活用における協力を要請されました。