大学概要【2023年度実施分】全日本学生室内飛行ロボットコンテスト機体製作を通したPBL

理工学部

全日本学生室内飛行ロボットコンテスト機体製作を通したPBL
実施責任者:仙場 淳彦

本取組では全日本学生室内飛行ロボットコンテストへの出場を目的として, 講義科目で得た航空工学や流体力学に関する学問的知識を基盤とした学生独自設計による飛行機(ラジコン操作)の機体を製作し, 全国の大学?工業専門学校生と競い, 交流することにより社会性を磨き, 知識をモノづくりに活かす実感的モノ作りの喜びと, チームワークを通したコミュニケーション能力の体得を目指します。

ACTIVITY

航空宇宙フェア2023における活動紹介

2023/12/14

「航空宇宙フェア2023」における名城大学出展ブースにおいて, ドローン機体のフライトシミュレーターを体験してもらっている様子.

足球竞彩网_英皇娱乐-任你博首页推荐5年8月26,27日, 電気文化会館5階イベントホールにて開催された「航空宇宙フェア2023」に学生スタッフとして会場の設営や展示の紹介などを行って運営に携わりました.本イベントでは航空宇宙に関係している様々な大学のサークル?研究室や企業が参加し, それぞれが行っている活動の展示を行いました.全日本学生室内飛行ロボットコンテスト機体製作を通したPBLを実施するサークル「名城大学飛行ロボットクラブ」では, このサークルの活動紹介やドローンについてとドローンのシミュレーション体験を実施しました.設営や展示の中で他の大学スタッフの方々と関わることができ, 航空分野についての交流をすることができました.また多くのお客さんが足を運んでくださり充実した活動となりました.

全日本学生室内飛行ロボットコンテスト用ドローン製作

2023/12/14

2023年9月23日~24日にかけて東京都大田区の日本工学院専門学校で開催される第19回全日本学生室内飛行ロボットコンテストに向けてドローンを製作しました. オートデスク提供のFusion360という3D CADを用いてドローンのアーム, スキッド, プロペラガード, 投下装置等を設計しました. また, Arduino NANOというマイコンと超音波距離センサーを用いてセンサーから物体までの距離が0.5m以上1m以下の時に青色のLEDが点灯する装置を搭載しました. 加えてFPVシステムKYOSHOオンボードモニターというカメラも搭載し, ドローンから離れているところからでも状況を確認できるようにしました. 昨年度の機体に改良を重ねていよいよ本番に挑む準備が整いました.

第19回全日本学生室内飛行ロボットコンテストへの出場するドローン機体の写真. 4本のアームやプロペラガードなどが改良された.

出場機体の側面写真.

出場機体の側面写真.

全日本学生室内飛行ロボットコンテスト出場と結果

2023/12/14

2023年9月23日~9月25日にかけて東京都大田区日本工学院専門学校蒲田キャンパス片柳アリーナにて開催された第19回全日本学生室内飛行ロボットコンテストのマルチコプター部門に出場しました. 9月24日の予選当日では, ドローンのFC(フライトコントローラー)の不具合と機体重量がオーバーによるトラブルの対応に追われました. FCは再度はんだを繋ぎなおすことで不具合を解消することができました. 重量に関してもLEDライトを短くすることで重量オーバーを解消し何とか出場までこぎつけることができました. 結果は帰還することはできましたが, 物資投下に失敗してしまい惜しくも予選敗退という結果になりました. 今回の大会を通してLEDテープを切りすぎて光を目視することができなかったこと, チームの連携がうまく取れなかったことが投下失敗の主な原因だと考え, 次回の大会までの課題として取り組んでいきます. 大会ではよい結果を残すことができなかったが, 度重なるトラブルの発生を乗り越えて得た経験値, チームの団結力を生かして次回の大会では優勝を狙うことを目標に一生懸命取り組みます.

マルチコプター部門に出場したチームで記念撮影.

今回のマルチコプター部門に出場した機体名は「青鷺」でした。写真は、予算の結果です。予選通過可能な得点ですが、メインミッションの不成立で通過できませんでした。

今回の機体「青鷺」がヘリポートから離陸した直後の様子。投下物資をぶらさげての飛行中です。

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