昨年に引き続き、今年も中華系留学生と本学部学生との交流会が開催されました。
中華系留学生との語らい
昨年度より、国際化推進センターの協力のもと行われている中華系留学生と本学部学生との交流会。
今年は7月4日に第一回目が行われました。ドーム前キャンパス?グローバルプラザでの顔合わせの際、中国語を使って積極的に自己紹介する学生も多くみられました。
Zoomミーティングでの語らい
第二回目の交流会は、7月7日に、Zoomミーティングにより行われました。ここでは、「新年の食べ物」「台湾と日本の神様」「日本と台湾の行事」といった三つテーマのグループに分かれ、双方の文化の共通点や相違点について学びました。
食文化に関心があったりアイドル好きであったりする人も多く、オンラインでありながら、みなすぐに打ち解けあって楽しいひと時を過ごすことができました。留学生の日本語のうまさに圧倒されて、学生たちの中には、日々の外国語学習のあり方をふりかえった人も少なくなかったようです。
参加体験記
◇丹羽芹香さん
台湾でもお正月に、「水餃子」や「佛跳墙」、「長年菜」など、新年の願いを込めた「おせち料理」を食べる習慣があることを知りました。餃子は形が昔のお金に似ているため縁起が良いとされ、中にお金が包まれたものを食べると「当たり」だそうです。また「書初」もあり、中華文化において縁起が良いとされる「赤色」の紙に文字を書くことを知りました。
◇谷口舞香さん
今の日本のおせち料理は和洋中と様々あることや、地域によってお雑煮の味付けや餅の形状が違うことを紹介すると、留学生から、今すぐそのお餅は買える? と興味津々で尋ねられました。台湾の「おせち料理」で面白いと思ったのは、お金の入った餃子を食べれば一年間お金に苦労しないという風習です。ほかに鶏肉料理や白やピンク色の「湯圓」という団子のような食べ物についても教わりました。
◇鬼頭優里亜さん
留学生と行事について話し合うなかで、日本と似たような文化が多いと感じました。台湾では日本のお月見の日に当たる九月の中秋節に、BBQをする習慣があるそうです。また、日本で盛大に行われる成人式のようなものはなく、18歳を境にしてお酒やタバコが認められていることを知り驚きました。実際に台湾の留学生と交流できてとても嬉しかったです。
交流会参加者一覧
MEP-J交換留学生: 楊創超、張凌華、游婷羽、盧筱晴
外国語学部生: 安藤静香、伊藤梨紗、鬼頭優里亜、谷口舞香、夏目咲輝、西田悠人、丹羽芹香、堀佑有佳、森川真菜(以上3年生)、石川郁弥、前川凪波(以上2年生)
(データ提供:本学国際化推進センター?陳昫蒨先生)
(文責:豊田)
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