2024.11.18

金沢星稜大学と名城大学が合同ゼミを開催 ―新たな学びの視点を共有―

2024年11月6日（水）、外国語学部の藤原ゼミにて金沢星稜大学との合同ゼミが開催されました。金沢星稜大学から田中富士美教授とゼミ生12名が来訪し、両大学の学生たちが「国際英語論」、「グローカル化」などをテーマに学びを深めました。

社会とつながる英語教育を考える

合同ゼミでは、まず今年初めに発生した能登半島地震について触れ、社会と教育の関わりについて考察しました。田中教授は、英語が国際共通語として世界各地でどのように使われているかについて研究を進めており、その知見を学生たちと共有しました。

実践的な研究手法を学ぶ

田中教授は、著書『つながるための言語教育：アフターコロナの言葉と社会』（明石書店）を題材に、質的研究の具体的な手法について解説しました。金沢市内の企業でのインタビュー調査を例に、調査の準備方法、インタビューの進め方、結果の分析手法など、実践的な研究スキルについて学生たちは理解を深めました。

「平和」をテーマにした創造的な協働

ゼミの後半では、田中ゼミが進めている「平和」をテーマとした動画制作プロジェクトについて、両大学の学生が混合グループで意見交換を行いました。異なる視点や考え方に触れることで、学生たちの視野が大きく広がる機会となりました。

名城大学外国語学部は、今後も他大学や地域との交流を積極的に進めていく方針です。このような連携による学びの機会を通じて、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指します。