大学概要【2016年度実施分】英語を指導言語とする授業実施推進のためのCLIL理論の活用

外国語学部

英語を指導言語とする授業実施推進のためのCLIL理論の活用
実施責任者:アーナンダ クマーラ

All English授業の実施を推進するにあたり、教科学習と言語学習の融合をすすめるCLIL(※Contents and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)の理論を取り入れ、授業設計、教材開発、授業方法、及び学習評価などを行います。具体的にはCLILの実践に向け、教員を対象としたワークショップの開催や、CLILの教授法に基づきながら、タブレット端末を活用したアクティブ?ラーニングなどを展開します。

ACTIVITY

CLIL推進に向けたICTの活用[【英語リーディングI】(7/25更新)

2016/07/25

本授業では、CLIL(Contents and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)推進の一環として、ICTを活用しています。学内WiFi環境とグループに一台のタブレット端末を使用することによって、①世界情勢の最新情報の教材化、②その教材を利用したグループ学習、③学習した成果のオンライン共有、という一連のアクティブ?ラーニングが授業内で容易にできるようになりました。これまで、留学先候補の大学の英文ホームページやBBCの最新記事(オバマ米大統領のヒロシマ訪問、イギリスのEU離脱など)を読み、グループで和訳、要約、発案などをした上で、オンライン?チャット空間で発表するという実践的かつ双方向的な授業を展開してきました。(授業担当者:柳沢秀郎)

CLIL推進に向けたICTの活用【英語音声学】(12/5更新)

2016/12/05

【英語音声学】では、約120名の学生が、音声の聞き取りまた発話練習をより効果的に行うため、iPadなどのタブレット端末や、WebClassなどのICTを積極的に活用し、アクティブ?ラーニングを実践しています。
具体的には、発話動画をタブレット端末に記録し、自分の発話を観察、さらに、その動画をWebClassにアップし、学生同士でお互いの発音を客観的に観察する機会を提供。
またWebClasを利用し、音声学の練習用音声やビデオ教材の配布や、毎授業後、学生からの授業コメントの回収なども行っています。
(授業担当:西尾由里教授)

英語でプレゼンテーションを実施(1/18更新)

2017/01/18

【異文化理解】では、ドーム前キャンパスに導入された遠隔講義システムを活用し、香港教育大学と教員?学生とリアルタイムの遠隔協働授業を実施しました。香港教育大学のWorld Englishesという科目との協働学習です。
本学の学生は前もってベストグループとして選抜された5グループが「褒める」「叱る」「注意する」「謝る」「誘う?断る」という5種類の発話行為に関し、日本語の特徴をスキットを交えながら英語でプレゼンテーションをしました。グループのプレゼンテーションごとに香港教育大生から英語でコメントを受けたり、質問に答えたりして、活発なやりとりが継続しました。
本学の学生からは香港教育大生の流ちょうな英語に感銘し、英語学習への意欲を高め、また香港教育大からは日本的な話し方の理解が深まったというコメントを多くもらいました。日本にいながら、国境を越えた多文化環境に身を置き、文化の違いを実感することができました。
(授業担当:村田泰美教授、二神真美教授)

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