大学概要【2017年度実施分】英語を指導言語とする授業実施推進のためのCLIL理論の活用
外国語学部
All English授業の実施を推進するにあたり、教科学習と言語学習の融合をすすめるCLIL(※Contents and Language Integrated Learning:内容言語統合型学習)の理論を取り入れ、授業設計、教材開発、授業方法、及び学習評価などを行います。
具体的にはCLILの実践に向け、教員を対象としたワークショップの開催や、CLILの教授法を用いた授業を実施します。
ACTIVITY
活動報告1(1/23更新)
2017/01/23
外国語学部では、2018年度後期から、CLIL理論を活用した英語を指導言語とする科目の本格的な導入を予定しています。その準備の一環として、オーストラリア クィーンズランド大学から講師を招へいし、1月22日(月)~25日(金)に外国語学部の教員を対象とした CLILの理論から実践まで一層の理解を深めるためのCLIL研修会を実施。初日にあたる22日には、英語を指導言語としながら、内容に対する理解を深め、定着させるため、教員として求められる変化、授業運営に求められる変化などについて学びました。
活動報告2(2/6更新)
2017/02/06
CLIL研修会において、CLIL教授法の中心となる3領域(内容、言語、学習)に関する学びがありました。
毎回の研修開始にあたって、必ずスタートアップタスクと目標設定を行いました。また、体を動かすアクティビティを研修参加者全員で行うことを通じて、各セッションの研修に向けた学びの態勢づくりをすることの重要性が強調されました。
CLIL教授法の具体的な研修内容として、授業内容の伝達方法とテキストの提示形式について、学習者の理解を促すためにどのような改善や支援を加えることができるかを、内容?言語?学習スタイルの観点から具体的な事例に基づきながら、学ぶことができました。
活動報告3(2/6更新)
2018/02/06
CLIL研修会最終日には、これまでに学んだCLIL教授法を適用した授業実施案等についてポスター発表を行いました。
まずは、グループ単位で発表を行った後、発表資料を壁に掲載し、ポスター発表会形式で発表と質疑応答を行いました。CLIL教授法に基づいてテキストの提示方法を改善した発表や、15分単位でタスクを取り入れた授業を展開する事例発表や、ICTを活用した学習様式の改善案を提示する発表など、1週間の学びが様々な成果となった発表会となりました。
外国語学部では、今回の研修会での学びも十分に活かしながら、CLIL教授法に基づく授業を2018年度後期より本格的に展開し、実践していく予定です。