2022年度後期にノルウェーのオスロ大学に交換留学をした山中葵さんに、4年間の学部での学びと交換留学に臨んだきっかけを聞きました!
4年次後期で交換留学に挑戦
半年間以上の留学に行くことは私の大学生活が始まってからの夢でした。入学時は、セメスター留学への参加を希望していましたが、二年次にコロナウイルスが蔓延し、多くの同級生が留学を諦めるようになりました。しかし私は全く諦めることができず、その後状況がなかなか改善されないことにひどく落ち込む中、私の気持ちに共感してくれる友人、励ましてくださった先生方のおかげで、今何ができるのかを考えできることをやっていきました。
その結果、英語が上達したので交換留学への参加も視野に入れる事ができるようになり、今回の交換留学への参加が可能になりました。留学先は全く予定には無かったノルウェーのオスロ大学に決めました。時間がただただ過ぎ、海外へ行くめどが立たないまま、20歳、21歳の誕生日を迎えてしまった私にとって、英語だけではなく、それ以外の言語にも触れる刺激的な日々が送れることは魅力的でした。
交換留学へ行くことが決定した後は、ビザの発行、航空券の手配、卒業論文、就職活動など初めてやることばかりを一つ一つクリアする必要があり、全てに時間がとられました。そのため、全てはできないだろうという考えにそのうち至り、私のなかで優先順位をつけ、まず交換留学の準備、卒業を四年間でするための卒業論文にフォーカスすることにしました。帰国後の進路について心配はありましたが、信頼できる先生に相談にのってもらいながら、決心をして交換留学へ行きました。今は何も後悔をしていることはありません。心から、この機会を得ることができ感謝しています。
外国語学部での異文化体験
実際に海外で学ぶ機会以外に、私は名城大学のオンラインサマースクール(下記MEIJO MAG記事参照)や、外務省が実施した「カケハシ?プロジェクト」にも参加をし、コロナ禍でもオンラインでノースウェスタン大学(アメリカ合衆国)の学生たちと交流をしました。このように身近に英語を使う環境が増え、海外渡航ができなければ海外の学生と一緒に学ぶ機会はない、という思い込みを変え、まだできることはあると勇気づけられました。これらの機会を通じて、実際の留学中と同様に様々な国籍の方々と理解し合うよう努め、協力し合い特に語学面での成長を感じることができました。
大学生活を振り返って
私のできる範囲のやりたいことは全てに挑戦をすることができました。それが大学生活を振り返り思うところです。それを理解しようとしてくれた両親に感謝しています。名城大学で出会った友人、留学先での友人と共に非常に貴重な経験ができました。私には四年間常に目標がありました。一つ一つを実現させるためには何をするべきかをよく考え、長期的な目標をたて日々を過ごしました。また、私が目指す理想と現実には大きな差があるので、それを限られた時間、費用で実現させるにはどうするべきかと常に気持ちは焦っていました。上手くいかないことは頻繁にありましたが、たくさんの方々に助けていただき、結果的に私の予想を上回る大学生活を過ごすことができました。
後輩に一言
私は日本のパスポートを持ち、様々な国々に足を運ぶことができるとされています。留学には十分な費用が必要ですが、アルバイトをする機会が日本にはあります。勉強をする環境もあります。運良く恵まれていることを忘れず、自分次第だと今後も言い聞かせ毎日を大切にしていきたいです。みなさんも自分の持っている機会を十分に活かして大学生活を送ってください!
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